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DELF A2試験 in Benin

こんにちは。最近noteの投稿をサボっていたしそろそろ書くか~と思い開いたら、なんと前回の投稿から半年経ってました😮

これからもこれくらいの投稿頻度でゆるゆる続けていきます。

先日、ベナンの語学学校でDELFのA2試験を受けてきました。
試験の概要についてお伝えします。

DELF/DALFとは

まずそもそもDELFという試験をご存じない方も多いかと思います。
私も仏検と何が違うのか知りませんでした。

仏検(実用フランス語技能検定試験)
・日本人向けの日本独自のフランス語検定
・1級~5級
・ほぼ英検と同じ構造

DELF/DALF(デルフ・フランス語学力資格試験/ダルフ・フランス語上級学力資格試験)
・フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)
・DELF:A1・A2・B1・B2 DALF:C1・C2
・海外でも適用される資格
・仏検3級がA1、準2級がA2レベルに相当

となっています。
フランス語圏留学や就労を考えている方はDELF/DALFの方が良いのかも?

受験までの流れ

Institut francais の事務所で申し込みできるので、そこで申し込みをしla banque Sosiete Generale で受験料の払い込みを行います。
基本的には、授業を申し込むときと同じ流れです。
料金ですが、
A1:30,000/20,000CFA 
A2:30,000/20,000CFA
B2:35,000/25,000CFA
B2:40,000/25,000CFA
C1:50,000/40,000CFA
C2:60,000/40,000CFA
*語学学校の生徒は右側の値段になり割とお得に受けられます。
日本でA2の試験を受験すると12,500円かかるのに対して、ベナンで受けると約6,000円なのはかなり大きい!

試験内容

私が受験したA2の内容について書きます。(おそらくどのレベルも内容は同じだと思いますが。。)

Compréhension de l'oral (25点)
リスニング問題
選択問題があったり、単語レベルの記述問題があったりします。

Compréhension des écrits (25点)
読解問題
リスニング同様小問がいくつかあり、メールを読んだり記事を読んだりします。

Production écrite (25点)
記述問題
問題が2つあり、友達から遊びの誘いのメールに対して返信を書いたりします。最低60ワード書く必要があります。

Production orale (25点)
口頭試験
①自己紹介
②選んだテーマについて話す
③選んだテーマで試験官と会話する

②③は、口頭試験の前に一人一人部屋に呼ばれて②③それぞれ15程あるテーマの中からランダムに2つ選び、その2つのテーマを読み試験で使うテーマを1つ選びます。
その後、メモ用紙を渡されるので、10分間で何を話すか、何を試験官に質問するかを準備して試験に臨みます。
①②は会話形式でないものの、試験官にいくつか質問されました。
因みに私は、②③どちらも選んだ2つのうち1つはテーマの単語が分からないものがあり、
②は「自分の同僚の一人を身体的特徴や性格を含めて紹介しなさい」
③は、フランス語学校に通っているという設定で、家でフランスの番組を見たあなたは、いくつか疑問を持ったためそれについて語学学校の先生と話しなさい」
という内容を選びました。
事前に過去問など見ながらいくつかのテーマは準備していましたが見事にまったく被らず、焦りました。。
試験官は2人おり、1人は聞いて評価するだけで基本的に会話は1対1でした。

という感じで100点満点で評価され50点取れば合格です。
また、各大問は25点中5点以下だと評価されないのですべての大問で5点以上取ることがマストです。

私はまだ結果は出ていませんが、
先生のフランス語での試験前の説明をしっかり聞いておらず、ボールペンで回答しなければならないのに鉛筆で書いてしまうという大失態。。
最後の5分で気づいて何とか書き直したものの間に合わず記述の1つをマルッと鉛筆のままで出してしまいました。。
ドキドキです。。。

筆記試験中、試験官の先生はヘッドホンしてずっと動画を見ており急にケラケラ笑いだしたり、突然音漏れして爆音が流れたり、
口頭試験中も、私が話している最中に他のスタッフが部屋に入ってきて試験官に「お昼のサンドイッチは何がいいか」と聞きにきたり、
海外で試験を受けるのは初めてだったので、なんだか色々びっくりしました。

結果はどうなることやら・・・・・

追記
無事合格しました!!
手ごたえ的に、やっぱりベナンは受かりやすいのかなと思ったり・・・

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