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「正月とのんべんたらりと初詣」日記

冬の日記は雪のような読み応え。はらはらとした雪ならば心に積もらず溶けてゆく。今日はなにかやっていた気はするのだけれど、ボーッと過ごしていたので何もしていない気がする。これではいけないという思いが生まれたので、何かを生み出そうとスマホを手に取る。日記を、綴ることにしよう。

あ、今年もよろしく。

初詣に行ってきた。見出しの提灯は鳥居前でぶら下がっていたので、オッ可愛げアリ!と思って写真をとったもの。結局年末にも事前詣をしていたけれどやっぱり恒例のとこでやるのは外せないよね、ということで深夜の0時半頃に2回目の詣を実行した。

お参りを済ませ御神酒を頂いて帰るころ、これまた恒例のおみくじを引いて帰ろうとなり、えいやと引く。結果は吉だった。内容は上の人についていけば、何とか良いことあるよといったものだった。従順さの生き証人である私には簡単な課題だな、と考えつつも慢心すると命取り。心にしっかり留めておこうと思い、いつでも見返せるよう大事におみくじを財布にしまった。

時を飛ばして朝。

おせちおせちおせち。正月恒例のおせちである。

誰がどう見てもおせちだ。

私はおせちが苦手である。一応縁起物なので一品一つずつ食べたりはするが、美味しいなあと思って食べることが少なく、ちょこっと人生損しているかもしれない。おせちもいいけどカレーもね!とよく言われてはいたが、カレーなら3日連続でも文句は言うが食べるのになあと思ったりしていた。

しかし、もそもそとおせちを食らいガツガツをお餅入りのお雑煮を食らう。コレコレ、これこそが正月なんだよなあと思うので、やはりなんだかんだ言ってもおせちのことは好きなのかもしれない。そしてこの感情の矛盾こそ人間の証、人間らしさを新年のこの恒例で味わうのだ。そんなことを考えつつもダラダラとご飯を食べた。

また時を飛ばして夕方。

ゲームで親と協力と対戦したり、おやつの時間におせちとお酒を飲んでTVを見ながら談笑したり、買っていた本を読みつつ音楽を聞きながら過ごした。結局後半は実家に帰れなくともやれることをすることになるけれど、それがまた実家に帰るということなのだろうと享受しつつ、日頃想ってくれているコトに返せるものないかなあとか考えた。

いやまあ、帰省したし、スーパーファミコンミニ買ったし十分か。

とても高慢な考えでまとまりつつ、年に何度かの帰省はおわりを迎えそうだ。

さて、本日の日記はここまで。いつもの台詞で終わりとしよう。

明日も、乗り切って行きましょう。


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