見出し画像

クラブとライブハウスの今。 その③

7月1日、都内の殆どのクラブとライブハウスが営業を再開しました。弊社も6月中は24時までのBAR営業スタイルでしたが、同日からDJや演者を入れた営業を始めました。入場制限をして、ライブ配信+BAR営業という密を回避する処置を取り、入口ではお客様全員に検温チェックをして、お名前、ご住所、ご連絡先、を記入していただく。その他にもいくつかのレギュレーションを設けて、とても通常営業とは言えませんが、とりあえず再開出来ました。

7月2日、本日発表された都内での新規感染者数は解除後最大の107名。日々のニュースは世間の空気感を大きく左右します。特に我々の業界は集客に影響することはもちろんですが、もう一点問題なのは、この状況ではアーティストがライブやイベントをやれないということです。告知をするにも世間の目が気になってしまうし、そもそもライブ自体したくないという人も当然いらっしゃいます。感染者数が減っていかないとライブイベントを組むことさえ出来ないのが現状なのです。世間の空気感が私たちにとってどれだけ大事か。

5,6月のPCR検査数を日割で計算してみました。

5月は1日平均3,534人。6月は1日平均4,765人。7月はもっと増加傾向になると予想できます。

これだけ検査数が増えれば当然感染者も増える。ということは、無症状病原体保有者が減っているとも考えられるのではないでしょうか。ウイルス自体がこの国から減っているかどうかは正確な陽性率が出ないと判断は難しいはずです。状況が悪化していると決めつけて、世間の空気感をみんなで悪くするのは良くない傾向ですよね。

いずれにせよ、終息にはもうしばらくかかりそうです。アフターコロナ、ウィズコロナ、創意工夫と体力がなければ持続は難しい。本当の困難はこれからです。

感染拡大防止策を最大限にしながら、正しくウイルスを恐れて経済活動をする。これが今の自分のスタンスです。

引き続き頑張ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?