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スペイン徒然旅行紀〜いよいよ離陸、初めてのカタール航空。

2020年1月に家族4人(長男16歳、次男14歳)でスペインはバルセロナへ旅行をしました。およそ20年ぶりの海外旅行で感じたあれこれの記録です。

空港に着いてまずはスーツケースを預けた。オンラインチェックインをしてカウンターに行きパスポートを出すと、スーツケース預かりと同時にフライトチケットを渡される。手荷物にもタグをつけてくれる。

4人分のパスポートとチケットは私がまとめて持つ。ポーチに入れて持ち歩こうと思ってたけどチケットのサイズまでは考えてなくてこれはちょっと失敗。

出国審査や入国審査のときチケットとパスポートを合わせて出すことが多いから、それぞれ挟んだままポーチに入れられると便利。次回まで覚えておこう。

さっそく身軽になったので屋上へ上がり飛び立つ飛行機を見に行った。暗い地上にキレイに並んでいる鉄の塊。大きいよな〜!どうしてこんな重たそうなものが飛べるんだろう?とても不思議だけど、これがなければ島国日本国民が海を渡った土地に行くのは困難なのでありがたい乗り物だ。

文字通り命を預けるんだからしっかりと飛んでくれよ、と言う気持ち。次男がはしゃいでいる様子を見ていたら「もう直ぐみんなでこれに乗って飛び立つんだ!」という嬉しさがこみ上げてきた。

久しぶりの飛行機、並んだ男子3人から通路をへだてた席に座った。離陸へ向け飛行機がスピードをぐんぐんあげていく。あっちの席をのぞき込むと笑顔の長男と次男が手をぎゅっと握り合っているのが見えた。

初めて一緒に飛行機に乗る無邪気なヨロコビに溢れていて、実に子供らしくていいなぁと思った。

今回はカタール航空を利用した。長時間フライトだけどそのぶん値段も手頃でドーハ経由というのもよかった。金ピカの国、見てみたいもの。出国審査もつつがなく済ませたら、飛行機に入るなりなんだかものすごくいい匂い。

ジャスミンのような、ふわ〜っとしたなんとも言えない香り。これだけでもう海外に着いたような気持ちになる。あ〜これだよこれこれ!旅行の最初の楽しみはこれだ〜。

離陸してしばらくすると機内食の案内が配られた。メニュー表の下にスケジュールのようなものが書かれていて食事が2回あることがわかった。「食事は全てイスラームの戒律に則って調理されています」と書かれていてメニュはだいたい肉、魚、麺のいずれかを選べる。

どれも味付けがちょうどよく美味しかった。飲み物はハイネケン。乾燥した機内で飲むビールは最高だ。

ひざ掛けに包まって気持ちよく眠った。こういう時に小さい身体でよかったなと思う。ビジネスシートを覗いたら半個室のようになっていて、四角いスペースの対角線上に足を伸ばせるくらいの広さがあった。

テーブルなどもついていて次男曰く「ゴージャスゥ〜!」いつか乗ってみたいらしいけど、私はその余裕があったら別な場所へ旅行へ行きたいな。ビール飲んでご飯食べて寝てる間にどこかへ連れてってくれるなんて、それだけで素晴らしいことだ。


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