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【お酒の闇】酒は毒であり依存性の強い危険薬物である

今日は断酒をしている人の中では、もはや常識となっている、「お酒は薬物である」という事について述べていこう思います。

お酒は薬物である4つの理由


1.日本の精神科医の発表

『そろそろ、お酒やめようかな――と思ったときに読む本』の著者である、洋一さんは、長年、アルコール依存症の治療に当たってきた精神科医の方ですが、

お酒は、【違法薬物より強い依存性】覚醒剤や麻薬よりも質(たち)が悪い。

と述べています。


2.英国の薬物に関する発表

英国薬物に関する評議会の発表


英国薬物に関する評議会の発表でも、アルコールは、自分と他人への有害性の合計が他の、違法薬物である、「覚醒剤やコカインや大麻」などよりも害が大きい結果になっています。


3.薬物との共通点

薬物の共通点として、

●初めて体験する薬物の味はひどくまずく、 楽しくもなければ心の支えにもならないために「 中毒にはなりっこない」と安心してしまう。

●薬物が体から消える時に禁断症が起きる。

●禁断症状が出ている時に薬物を摂取すると、 禁断症状からくる不快感がなくなり、 リラックス した状態になる。

●薬物の影響がつのると心も体も疲れてくる。その為に依存心も高まり、摂取量がどんどん 増える。

などの症状があります。

これがまさに、「アルコール依存症の人と状態と全く同じ」なんですよね。


4.人間の生存本能

人間の体は素晴らしい機能が備わっていて、生命を守る為に、毒には、「臭い、不味い」などの不快感を感じるようになっています。

例えば、賞味期限の切れた、腐ったものとか、不快な臭いを感じて、「これを食べると危険だ」と体が教えてくれるんですね。


ここで、初めて酒を飲んだ時の事を思い出してみて下さい。

「臭い、不味い」と思いませんでしたか?

そして、今でも「臭い、不味い」と思う事があるのではないでしょうか?

そう、お酒は薬物の作用によって、味覚が麻痺して、多少耐性がついているだけで、本来は「臭い、不味い」飲み物であり、それは体が「これは毒だよ!危険だ!」と知らせてくれているのです。


お酒は体に毒であり、万病の元

お酒は「毒」である根拠として、アルコールが体内に入ると、肝臓でまず「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。

この物質は極めて毒性が強く、頭痛、吐き気、頻脈などの不快な症状を引き起こします。

この毒性でアルコール処理係である肝臓の細胞が傷つき、脂肪の排泄が抑制されます。

脂肪肝になったり、アルコール性肝炎へと進行し、機能不全が重症化し、肝硬変へと進む最悪のケースもあります。


ニュースで公表させるお酒の害

また最近ではニュースなんかでも、「お酒は1杯だけでも、がんのリスクを上げる」

という事が言われており、お酒についての真実が徐々に世の中に広まりつつあります。


お酒の飲み過ぎが原因となる病気

出典:http://alcoholic-navi.jp/understand/condition/disability/



なぜ、お酒は「いいもの」だと洗脳されているのか?

これだけ、危険な薬物で体にも毒性が強くて、万病の元であるお酒が、なぜ「いいもの」だと洗脳されているかと言うと、3つの理由が考えられます。


1.国の酒税問題

国からすると、酒税で国民から沢山の税金を巻き上げる事ができるので、「お酒はいいものだ」と思わえておいた方が「得」なんですよね。

ちなみに、350㎖のビールには70円の税金がかかっています。


2.テレビなどのスポンサー問題

テレビでは、多くの酒造会社がスポンサーについています。

なので、「お酒のデメリット」などを、公表しにくく、逆にお酒の宣伝として、お酒にいいイメージが持たれるような発信を積極的にしている事が「お酒はいいものだ」と洗脳されている原因です。

「お酒は依存性の強い危険薬物で、体にも毒性があります」なんてCMで言ったら、売れなくなりますからね。笑


3.資本主義社会の影響

資本主義社会の視点から見ると「お酒は金儲けの最高の道具」です。

何故なら、1杯飲むと、アルコールの渇望感によって、また次も飲みたくなり、どんどん飲んでもらう事で、売上が上がり、判断力も鈍り、お金を使わせやすくなるからです。

大きなお金が動く、キャバクラやホストなどの夜の世界でも、お酒が上手に使われていますよね、


また、飲食店からしても、1つの料理を作って500円で売るよりも、お酒を1杯500円で売った方が、時短で手間が無いんですよね。

料理と違って、お酒は何のスキルが無くても、初日のアルバイトでも作れちゃうので、商売の道具として、便利ですし。


まとめ

今回は、「酒は毒であり依存性の強い危険薬物である」というお話をしてきました。

僕らは国やメディアなどの影響によって、「お酒はいいものだ」と長年洗脳されてしまっているので、

今回の話を受け入れられない方もいると思いますが、「お酒を辞めたい」と思っている方の参考になればなと思います。


僕のブログでは「世界一簡単で楽しいお酒の辞め方」をテーマに禁酒や断酒の情報を発信しているので、「楽に簡単に楽しくお酒を辞めたい!」という方は是非フォローして下さいね^^



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