芯のある柔軟さを。
先日とてもいい記事を読みました。
「ビールやワインの飲み手は、バラエティの豊富さに慣れていて、多様性を求めている。日系のSAKEコミュニティからサポートを得るためにも、美しく伝統的なSAKEが造れることは証明したいと思っています。しかし同時に、ここはアメリカで、お客さんの好みも(日本とは)異なる。新しくておもしろいものを求めている彼らの興味を刺激する必要があるんです」
まだまだ未熟者ですが、僕はシンガポールで日本企業の海外進出支援をしていて、日本酒はじめ、日本の食、工芸品などの海外展開にお手伝いをしています。
その中で、大切にしていることがあります。
芯の部分は大事にしつつも、「これいいでしょ」って押し付けず、相手に合わせて変化する。
日本のモノを海外展開していく上で、この観点は本当に重要なポイントです。
日本のモノが溢れているシンガポール。
でも、日本のモノなら何でも売れるでしょと、ただただそのまま日本から持ってきたモノを売っているのをよく見かけます。
それで一時的に売れたとしても、継続性はありません。
シンガポール人の暮らしの一部になるには、相手のことをもっと理解し、何を好み、何を求めているのかを知り、それに応じて、日々少しでも変化させながら浸透させていくこと、地道だけどこれにつきます。
よしかつ
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