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鬱とアルコール依存症の密接な関係

ワタシは26歳位の時に、いろんな事が重なり鬱になりました。

症状としては、不眠でした。

当時、初めて転職して会社に全くなれてなく、また別のトラブルが重なり

心身共にヘトヘトなのに、寝れない。

若いので1日、2日位なら持つのですが、これが1週間以上続くと夜が本当に恐ろしくなり、朝には絶望に変わります。

そしてある日、寝ていないのにベットから出れなくなりました。

そして、初めて精神科なるものに行くことになったのです。

そこでは睡眠導入剤、抗うつ剤など処方されたと思います。

あまり覚えていないのですが、その時ワタシは寝るために寝酒をすることが習慣化していました。

ご存じの方も多いかと思いますが、睡眠導入剤とアルコールを合わせると「あっ」と言う間に眠れました。

当時のワタシは意図的にそうしたのではなく、寝酒をしてたところに睡眠導入剤を飲んでいたので、その効果に驚きました。

これが、今思えば「地獄」への最短距離を進んだと思います。

嫌な事があっても、がっつり眠れる。

これが鬱からのアルコール依存症への道のりでした。

楽しく飲めたのは、今振り返ると25歳くらいまでだったかもしれません。

その後、その会社を退職し、別の会社のお世話になったのですが、その時にはもうアルコール依存症になっていたと思います。

とにかく汗が止まらない。手の震えも止まらない。

環境が変わったからだろう、そう考えていました。

でも、「なんか、違うな」と思い、ネットでアルコール依存症の情報を得たところ、ほとんどのチェック項目に症状が合致していました。

当時、お付き合いしていた女性と一緒に住んでいたのに、お酒を控えるどころか、酒量はどんどん増えて行きました。

そして転職してから2年後、出張先で「てんかん発作」を起こしました。

総合病院に行って精密検査を受けましたが特に原因は見つかりません。

ワタシはぼんやりと、「そういえばアルコール依存症の離脱症状で、てんかん様発作を起こすって書いてあったよな」と思いました。

ドンピシャ!でした。

ワタシはその会社を退社し、別の道を模索しました。鬱はもっとひどくなり、酒で抗うつ剤と睡眠導入剤をガンガン飲み、無意識で友人たちに訳のわからない電話しまくり、迷惑をかけてしまいました。

そして最も迷惑をかけたのは、一緒に住んでいた彼女でした。

当然、別れることになりました。

ワタシは今でも心の底から申し訳ないことをした、と思っています。

今更、遅いんですけどね。

とにかくワタシの場合は向精神薬と酒のチャンポンであっという間にアル中になってしまいました。

辛い現実から逃げるために、そうなった訳ですね。

現実にはしらふで立ち向かわなければ何も変わらない。

まあ、今もまたそんな状況にあるのですから、アル中は懲りない訳です。

その後、アルコール依存症専門の病院に行き、現実を認めざるを得ない状況となった訳です。

続きは、また後日。。。。


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