![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7765820/rectangle_large_type_2_cbd81e2d9c62671d49c55c7cbdb74a37.jpg?width=1200)
#01 男と女がズレる理由――女が持つ「価値観のフィルタ」って何?
【本書を読むにあたっての注意事項】
(1)この本は、かなりハードな内容となっています。巷に氾濫しているモテ本の欠点――キレイごとが書かれ勘違いが起こる、まだるっこしいからせっかくの読者の実践意欲がそがれてしまう――等を徹底的に排除したため、ハッキリ言ってスパルタです。よって、異性においてもビジネスにおいても、本気でモテるようになりたい方だけ、お読みください。
(2)人の気持ちはビミョーなものです。本書に、自己流のアレンジを加えたりしないでください。
(3)「個性」とか「自分らしさ」を意識するのは、モテの妨げになります。確実にモテるようになるまで、今しばらくお待ちください。モテるようになれば、短所ですら、個性として勝手に輝くことになります。個性を打ち出すのは、それからでもじゅうぶんに間に合います。
(4)油断すると、モテなくなります。食べ過ぎると、すぐに太るのと同じことだと思ってください。
恋に落ちた男性のことを、「ある日突然、ピン! ときた」と言って、“運命の人”と称す女子はやたらと多いけれど、私は内心いつも思っている。
それは、オトコの仕込みが、単にツボに刺さったにすぎないのである。
少女時代は、この、「ピン!」の基準が、カオや部活動(野球、サッカー、バスケetc)等の見せ場にあったので、ほとんどが“一目惚れ”感覚であり、それこそがツボなのでした。
けれど、大人になるにつれ、無意識のうちにいろんな価値観のフィルターを持ってしまうことによって、オンナ達はなかなか「ピン!」ときづらくなってしまう。
だから、久々に、「ピン!」ときてしまうと、ただちに少女時代の感覚が呼び起こされ、「運命の人だわっ♡」などとホザくのであります。
この純粋な感覚こそホンモノ!
やっとめぐり会えた、大切に温めていかなきゃ!
こうなりゃ、フィルターもどこかにすっ飛んでいってしまう。
少女時代よりも純度が高まり、より濃厚に“少女”になりきってしまうのです。
では、どうしてこんなになりきれるのかと申しますと、その理由は至極簡単。
ずっと求めていたからなのです。
銀座の高級クラブのトップホステス達ですらそうなのですから間違いありません。
あっ! 申し遅れましたが、私は銀座の某高級クラブでホステスをしておりました。
毎晩、女っぷりを競い合っていながらも、“恋バナ(恋愛話)”となると、ビックリするくらい気が合う私達。
間違いありません。
いつの時代も、オンナ達は「ピン!」ときたがっています。
そして、「ピン!」ときたら、すぐさま「ドブンッ!」と、たとえそれが不倫という名のブラックホールだったとしても、落ちずにはいられないのが女。
ま、じつのところ大人の女ってものは、「その先は、落ちてから考えればいいや」というほど、肝がすわっていたりするのでありますが……。
なのに、男達よ。
そこで、どーして、ハズしてるかな!
ということで、この本が生まれました。
女にしてみたら“いろんな価値観のフィルター”、もう、隠し持っている場合ではないのですね。
ぶっちゃけ、「先に見せてしまえば、ハズさないんでしょ?」ってな話です。
いや、もちろん、すべての男性が、ハズしてるわけではありませんよ。
これは、まったくもって私の感覚での話なのですが、約5パーです。
えっ、意味が分からない?
ピンとくる男性の割合ですよ。
5パーセント。
それでも私は惚れっぽい性格なので、ヒット率、めっちゃ、いいほうだと思います。
20人と出会って、一人くらいはピンとくる。
でもね、そんなオトコは、さり気なくもめちゃめちゃモテていて、抱かれたい女100人くらい並んでますよ(イメージ)。
となると、この世の中には、イイ女があまりまくっていることになる(あくまで、イメージ)。
いくらなんでもバランス悪すぎじゃない(怒)?
じゃあ、その“いろんな価値観のフィルター”って何よ? と思われることでしょう。
よく、女性が、恋に落ちた理由を、「よくわからないの」とか「オーラかな」といった、曖昧な表現をしますが、フィルターとはまさしくソレのことです。
また、いい線までいっているのになぜか好きにならない理由も、女性は曖昧にする。
この、曖昧表現に逃げたことによって、オトコとオンナにはズレが生じ、相容れぬ関係となっていくのです。
(この記事は、拙著『一生モノのモテ理論』からピックアップしました)
【プロフィール】
檀 れみ(だん・れみ)
東京都出身。OL、ライター、銀座高級クラブホステスを経て作家に転身。独自の語り口と鋭い洞察力で人気。
著書『こんな男に女は惚れる 大人の口説きの作法』(講談社)、『結果を出す人の「飲み方」の流儀69』(日本実業出版社)など。電子書籍『モテるひと言 女性に好かれる38のコツ』『女の仕掛け 男に好かれる賢女のルール26』『男心の掌握術 男を動かす女の駆け引き29』『育児モテ! 妻に感謝される、デキる男のサポート術20』『売れっ娘ホステスのダイエット泣き笑い物語 しくじって行きついた(秘)やせルール20』『銀ホス直伝 口説きのマナー25』『夜の女の恋愛「裏話」』『紳士のルールズ モテる男の口説きのポイント73』『幸運をはこぶお陰さま 人生を変える幸せの法則51』『好かれて幸せになる生き方 イイ男、イイ女に学ぶ、可愛がられるモテ法則44』『一生モノのモテ理論 理想の女性を射止めるテッパン法則 31のルールとタブー』など。
ツイッター https://twitter.com/danremiremi
【著書】
『結果を出す人の「飲み方」の流儀69』
https://amzn.to/2LVpmuY
『こんな男に女は惚れる 大人の口説きの作法』
https://amzn.to/2CsosGC
『一生モノのモテ理論』
https://amzn.to/2LZTGV5
『モテるひと言』
https://amzn.to/2wN4qAW
『紳士のルールズ』
https://amzn.to/2wJrr7P
その他、著書多数。以下よりご覧ください。
https://amzn.to/2M1AcQ6
サポートしていただいた資金は、交通費をはじめとする取材費にあてたいと思います。応援、よろしくお願いします!