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今年おすすめの映画『ルックバック』の感想(※ネタバレ含む)

『ルックバック』観てきました。
チェンソーマンの藤本タツキの読み切り作品です。

予告はこちら。

今回は、『ルックバック』の感想を書いています。
個人的にとても好きな物語でした。
※ネタバレも含むので、見たくない時はページをそっと閉じてください(笑)

映画館で映画観るのいいですね〜!


『ルックバック』観た感想

控えめに言って、『ルックバック』最高でした!
理由はいくつかありますが、”映画だったから!”が一番大きいです。

最近の映画って、ちょっと説明が長めなのが多い。
しかし、この作品は絵で感じ取るように作られていて、自分の頭も使うし余韻も味わえました。
やっぱり、感じたものを噛み締めるのっていいですね。


共感の嵐、クリエイターは孤独

漫画家の一生を描いていて、成功して孤独になっていく主人公。
これ、すっごい分かります。
ぼくも普段クリエイターで食っているので、やればやるほど孤独になっていくし、もっと上手になりたいと思いながら机に向かっています。

30代になり、なおさらその感覚が強くなってきています。
人よりもできるようになって、他の人とコミュニケーションが取りにくくなったと感じるところ、「あるある〜!」と思いながら観ていました(泣)


再会がテーマ

ここから少しネタバレも含みながらの個人的な考察です。

冒頭4コマ漫画の再生から流れるこの映画。
実は、冒頭の4コマ漫画が、この映画のテーマなんじゃないかなぁと思っています。

交通事故で死んでも、来世で再会するカップル。
ただ、その出会いの仕方は彼氏が隕石となって地球に落ちてくるというギャグ展開。

ここからどう読み取るか?
僕は「愛し合った二人は、運命によって何度でも再会する」と感じました。

映画終盤も藤本が京本を救ったかもしれない世界線を知り、再会?を果たしています。
そのおかげで、藤本は立ち直り、その後の人生にも活力を見出せるようになってますよね。
「別れ」と「再会」が如何に人の心にパワーを与えるのか。


さいごに

『ルックバック』、久しぶりに感動する映画を観れました。
いやー、長編の読み切りでしっかり映画になるの面白いですね!
そういう作品書きたいと思ってしまいました!

漫画を読んでから観に行くのオススメします!
映像になると、そういう風に表現できるのねって発見があり、楽しめました(笑)

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Xと言わないあたりがオシャレでしょ。
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