【子育てエンタメ日記】〜ハイブリッド世代part2〜

〜ハイブリッド世代part2〜

前回の続き

パパのクローズドメッセージのLINE（ホットライン）が鳴った。

→友達が欲しいカードがあるみたい
→友達がネットで買い物ができないらしい
→友達の誕生日が近いからプレゼントしたい
→Amazonのリンク

←仕事中だから家に帰ってから聞く
→わかった！

このやりとりだけでも何がしたいかすぐに分かったが、LINEだけでは緊急の時以外は返事をしないようにしている。
息子のプレゼン能力を鍛える意味も若干あるが、親子で会話ができるチャンスだからだ。思春期になるとなかなかないので、、

それにしても、LINEでの簡潔さは上達してきた。リンクまで貼っつけくるとは、、、すぐにポチッと行く所だった。危なかったww

親子でのホットラインは上手く機能しているようだ。基本的には自由にしているが、お金が発生する事だけは報告するように言っている。今のところは無断で課金や買い物は無く、こうやって親にプレゼン方式でやりとりし、相手が納得したら買い物する方針にしている。
このプレゼンも将来的に絶対に必要になるから今のうちに仕込んでいる。#頑張れ息子

家に帰って、息子のプレゼンを聞く。
今回は友達への想いが勝っていた。

そうだ、この前一緒にジョギングをしに行ってた子の為だ。小学校は一緒だったが、中学校は別になってしまった友達がいる。

小学校の時、この子の為に息子は率先してみんなの寄せ書きを集めた色紙をプレゼントしている。卒業の日までドタバタして間に合わないのが、目に見えていたが最後までやらせた。
結局、学校では渡せず、家に直接持っていく事になった。親としては、あの日あの時、止めなくて良かったと思った。息子の友情はオンラインで繋がっていた。

学校が離れていても、オンラインがあるから逆に安心できる。オンラインでやりとりして、体力があれば会いに行ける。
出来上がったコミュニティをそのままオンラインで活用できている所を見ると、親の世代とは区切られた感がある。

まさに〝ハイブリッド世代〟なのかもしれない。

無事に友達の誕生日プレゼントをオンラインで購入し、家に届いてから、また、友達にジョギングで会いに行った。#いい青春してるぜ

息子はパパに近寄ってきた。

息子「はい！」
父親「えっ、いいの？」

息子「そりゃ払うよ！」
父親「男前やなーww」

息子から初めてチップをもらった瞬間だった。

2020.6.2

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