【子育てエンタメ日記】〜思春期の共通言語〜
〜思春期の共通言語〜
思春期の子育てで気をつけている事がある。
それは、親が分からないという状態を作らないようにしていることだ。
当然、親も分からない時がある。
その時は一緒に挑む時だ。
親が分からないという状態は、子供に不安を与えているのと一緒ではないのか?
親に言ってもどうせ分からないから、、、
子供にとって頼りにするのは、確実に親じゃなくなる。この状態では親子の距離が離れてしまう。
親の立場で言えば、子供を守りたい時に守れなくなる。一番無責任でどうしようもない状態に陥ってしまう可能性がある。これはヤバイ!
じゃあどうするのか?
思春期の子供を持つ親はどうするべきか?
考えた結果が、『好き』に寄り添う事だった。
クリスマスに息子は初めて漫画本を手に入れた。クリスマスプレゼントを叔母さんにリクエストするという新手の強要だ。鬼滅の刃全巻を強要していた。
という事で
家族で〝鬼滅の刃〟の漫画本を読み回す事に!
正確には、息子の叔父さん、叔母さん、お爺さん、お婆さんほぼ全員だ。大人がハマる事に、、
少なくともドラゴンボール世代の方は、自分の親とは漫画の事は語れなかったと思う。自分の親が漫画を知らないし、見てないからやっぱり語れなかった。
しかし、自分の子供が成長してドラゴンボールのアニメを見た時、聞かれるではないか!ドラゴンボールについて、なんで悟空は?こうなの?クリリンはなんで?いつも一緒にいるの?
息子とドラゴンボールを語れるなんて夢にも思っていなかったし、とにかく最高なんだ。クリリンに鼻が無い事をいうもんなら、めちゃくちゃ驚かれるし、尊敬されるし頼られるのは事実だ。
旦那がドラゴンボールの映画を子供達より真剣に見る理由の一つだ。奥さん方許してね。
思春期の『好き』に寄り添う。
正確には、好きを言える環境を整えておく。
あまりガミガミ怒らずに、大きな受け皿を用意しておく方がよっぽど人間ぽく育つ。
硬いもの同士がぶつかり合っても割れるだけだ。
たまにはスポンジを用意して衝撃を和らげる事が思春期の時期は必要なのかもしれない。
共通言語を増やす事は思春期の子供にとって一番安心できる場所、すなわち〝家族〟を繋ぐ接着剤的な存在になる。思春期を攻略するのは難しいが、思春期の子と向き合う事とは、こういう事なのかもしれない。
2020.4.29
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