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主婦は、なんでもやらなくちゃいけないけれど、出来なくちゃいけない訳じゃない。

子供の頃は、あまりお手伝いをしない子供だった。正直、主婦の仕事をなめていた。そもそも、うちの父は学歴の低い母をいつもバカにしていたところがあったし、男尊女卑世代だったように思う。女は家のことをして当たり前、でも働きにはでて欲しくないみたいな風潮があったと思う。

自分が主婦になって思うことは、家事ってたくさんの種類があるのだなぁということ。1人暮らしをしていた時代もあったけれど、その時はそこまで家事を意識したことがなく、正直どうやっていたのか覚えていない。家庭を持ってから、家計というものや、自分以外の分もするという部分が加わって、家事は私の中で特別なものになった。

家も1人の時よりは広くなったから、掃除には手間がかかる。家族が出来てからの方が家が散らかったり汚れたりすると自分がサボっているように思えて気になるようになった。

洗濯、掃除、花の水やり、料理、整理整頓、家計の管理、スーパーへの買い出し、日用品の管理、近所付き合い、草引き、そうして、育児。

うちの母親は、ざっと見てもこれだけのことをしてきた。凄い、すごすぎる。これプラス、パートもしていたのだから、偉いなぁと思う。

家事のことを考えた時に、通知表が頭をよぎった。私が子供の頃は、国語・数学・理科・社会・英語の主要5教科に加えて、体育・家庭科・音楽・美術の4つを足した9科目の評価だった。

その頃と比べると、大人になっても何でもやらないといけないのだなと思った。でも、苦手な科目があるように、全部を完璧にしようとしないことが、全部をやる上での極意だと思う。

大人になればなるほど、知らなかったこと、分からないでいたことが分かるようになる。それこそが生きる面白さだったりするのかもしれない。

手を伸ばせばすぐそこにあるような世界でも、たどり着く過程には想像を超えるドラマがある。

慌てずに今起きていること一つ一つを噛み締めていく先に、いつのまにか歩いてきた道が出来ているのかもしれない。

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