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関係ない便乗型ハラスメントに苦しむ人/吉良真伊さんの記事をご紹介

私自身、敵意や差別を感じる事が日常でありますが、他人に関心を向けず、他人に対する期待を下げらるだけ下げて、感じない様に・気付かない様に、騙し騙しだましだまし生きています…

より身近に感じられる事で、記事を読むことや内容を理解するのに、時間を要しました…

お時間があれば全文を、ご覧頂くと、意図や真意が伝わってくると思います。

私が特に印象に残った箇所です
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〝それは、彼女が
ワ ク チ ンをしないを選択したことが
この小さな村の仕事先で
よく思われないということでした。


「あなたがワ ク チ ンしないなら
お盆休みは働いてもらいますからね」


雇い主にそう告げられた時
彼女は驚きました。


「ワ ク チ ンをしていないから
クビです」

というのは
今の世の中で(特に欧米で)
起こっている問題として
よく聞くことですが

「ワ ク チ ンをしていないから
休みをあげません」

なんてことは
はじめて耳にするものです。


当然ながら
ワ ク チ ンをしていないことと
お盆休みがもらえないことには
何の関係もありません。


この雇い主は
人手不足を解消するために
「ワ ク チ ンをしていないから」
という今の世の中の
もっともらしい理由をつけて
自分の都合の良いように彼女を
利用しようとしたのです。


コ ロ ナともワ ク チ ンとも
実は関係のないことなのに
コ ロ ナやワ ク チ ンの理由をこじつけ
便乗型のハラスメントや差別を行う人も
出てきた、残念な出来事です。

友人は、住んでいる村が小さく
近くに他に働く場所がないこと、
学校に行っている子どもたちがいるので
遠方にも仕事には行けないことから、
そんな扱いを受けながらも
仕事を辞めたり職場を変えることは
できませんでした。〝

〝でも実際には、
自分の職場についてそのような
相談窓口に相談した結果、
職場に謝罪をされたり
扱いを訂正されたとしても、
その後そこで働き続けることは
気まずく、難しいですよね。


差別や区別、分断は
生むのは一瞬で簡単ですが、
解決するのには
労力や時間が
たくさんかかります。


ここで、一番大切なこと、
私たちが忘れてはならないことは

「コ ロ ナやワ ク チ ンが
分断を生むわけではない」

ということです。


差別や分断を生むのは
常に、人間の発言や行動です。


「これくらい
言っていいだろう」

「これくらい
やってもいいだろう」

という流れが
世の中にできて
それが当たり前になってしまうと
差別や分断に歯止めがかからなくなります。

ワ ク チ ンをした人、あるいは
していない人の
どちらか一方を恐れたり、
コ ロ ナに罹った人や
クラスターのあった施設などを
悪く言ったりする人は
差別や分断を生みますから、

その人たちの口調に合わせない、

言ってダメなことは「ダメ」と言う、

そういう凜とした姿勢が
大切だと思います。

また、ワ ク チ ン証明のような
目に見える形で人々を分けるものは
差別を助長するものです。


ワ ク チ ンをする人もしない人も
自分なりの考えがあって
選んでいるはずです。


文明国だからこそ
違う考えの人が共生できるわけで、
そもそも、異なる考え方が複数あるというのは
民主主義の基本です。


考え方にバリエーションがあるということは
マイナスより
プラスをもたらすことの方が多いはずです。


だって考えてみてください。
政党が1つしかない
みんなが同じ考えの国なんて
怖いと思いませんか。


それを今、違う考えや選択をする人を
受け入れられない、となってしまうのは
文明国から
村人(ムラビト)時代へ後退しているようです。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、
そう思うのです。

異なる考え方をする人とは
分断ではなく、
「同じ考え方」をする
という方法以外で、
もっと強く繋がる必要があります。


難しいことですが、

難しいからこそ、
便乗ハラスメントのような
次元の低い問題は

直ちに皆で力を合わせてなくして、

もっと皆が一緒になって

本当に大事なことを

考えていく必要があると思います。〝

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