目指せN2

2022/05/17 12:50

お世話を始めてはや7年。

中学生の時に来日したネパリ（ネパール人）Dくんも今や専門学校2年生である。

もっか就活真っ最中なのはいいのだが、悩みの種はDくんのパパママ。

本来なら自分の子どもの教育のためにお金を惜しまずつかわなくてはいけないはずなのに

高校に進学した時も専門学校に進学した時も

「なんでそんなに学校に行くんだ。学校に行くにはいいけど自分のバイト代で行きなさい。」

と、けんもほろろ。

高校は公立だったのでそれこそアルバイト代で賄えたけど、専門学校はそうはいかない。

進学をアドバイスした手前、親が学費を出さないから入学できませんでしたなんてことにはさせたくなかったので

「だったら出してくれなくていい。私が出す！」って啖呵を切ってしまった。

その額なんと100万円。

1年目はなんとかなったけどさすがにこれ以上は私が破綻する！って思って

Dくんママに「もう無理！」って泣きついたら

「大丈夫。大丈夫。これからは私が出す。」

っていうので一件落着になったのかと思ったら、どうもDくんママはDくんに

「あんたの学費を払わなくちゃいけないからダサイン（ネパール人が1年で一番大事にする行事。10月にある）に

ネパールに帰れなくなっちゃったじゃないか！！」ってさんざん愚痴を言ったらしい。

でもって言われたDくんは、「だったら出してくれなくていい！私が出す！」って返したらしく

おいおいおい。

本人はアルバイトを増やして頑張るとか言うけど、バイトにさることながら勉強も頑張らないといけないんだよ。

N2取得を目指す日本語能力試験は2か月後の7月。ここで合格しておきたいんだけどなあ。