私、グレました16話
みんなすごい分かりやすく私を無視する。
どうせ陰口も叩かれてんだろうな〜
そんなに私がレギュラーに入ったのが嫌だったんかな〜
私も他の子に同じようにやってきたからその罰が回ってきたのかな。
私がイジメ側に回ってた時の事をすごい反省した。
クラス内でもテニス部の子は分かりやすく私を無視する。
男子達も次はあいつの番か...と気づいてくれのかその時期はめちゃくちゃ男友達ができた。
それを見て更にイジメが加速するのでは?と思ったけどいつか収束するだろうと思ってその時をひたすら待った。
テニス部以外の人達は仲良くしてくれるし大丈夫だった。
でも同じペアの子は普通に話してくれてた。
と...思っていた。
同じペアの子が「他校にともちゃんの事好きな人がいるんだって!!」
「え?どこ中の誰?」
「○○中の藤井って人!」
そー言って写真も見せてくれた。
全く知らない人だ。
「メアド教えてほしいらしいし、教えてもいい?」
最近付き合ってた人と別れたし
「うん。いいよ」
その日の晩に藤井君って人からメールがきた。
何日かかけてやり取りをしてるうちに向こうから
「会って直接話してみたい」と言われた。
向こうは私の事知ってるけど私は知らない。
ちょっと怖かったからペアの子に相談した。
「いいじゃん!私もついて行くし会ってみたら?」とノリノリだった。
そしてあっという間に会う日にちと場所と時間が決まった。
不安もありつつ、楽しみもありつつ...
しかしこれがとんでもなかった...
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?