転職エージェントとして感じるようになった「副業」と「複業」のちがい
こんにちは。良ちゃんこと良平です。
平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。
前回は「20代で経験した会社の倒産・失業エピソード」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
今回は、今でも磨き、学び続けている考え方として、
よく聞く「副業」と、これから重要になってくると考えている「複業」について、未熟ながらも自分自身で経験して確信できるようになった事をシェアさせていただきます。
1.「会社員×バイト」=「副業」かつ「タイトな時間の切り売りで単発的」
まず、下記のグラフをご覧ください。
総務省「家計調査」をもとに、世帯主の雇用副業率の推移をみると、働き方改革が実行された2018年以降に高まっています。また、2020年の1回目の緊急事態宣言以降と2021年6月以降に高まる傾向がみられます。
(川上淳之氏『基調講演|労働政策フォーラム「副業について考える」』より)
https://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20220125/resume/03-kicho-kawakami.pdf#page=27
結論を言いますと、一般的に言われる「副業」のうちのバイト兼業は途中で頓挫します。具体的には、体力勝負、時間を削った結果、わりと早くお金が手に入る方法が多いです。正直、ラクです。バイト簡単な仕事であったり、誰でもできる仕事が多いからです。この手段は、緊急でお金が必要な場合には有効です。しかし、時間の切り売りをさらに激しく行うので、無理がきく若いうちのみできる手段かなと思います。
一時期、夜勤のバイトを頻繁にしていた事もありましたが、昼間の会社員の仕事も徹夜して出勤していたりした時は堪えた時もありました。これは40代、50代ではとても無理だなと実感しました。しかし、実際はそのような収入の取り方をされている方は世の中に多くいます。この「バイト掛け持ち」の恐ろしさは、一度ハマると抜け出しづらい点です。先ほども言いましたが、すぐに手元にお金が入るため、楽なのです。
また、株やFXもギャンブル要素が強いため、一般の自分で舵を取って稼いでいく事もなかなか難しいでしょう。何せ、私たちは学校でお金について勉強してきていないので、扱い方も分かりません。
そもそも私は「副業」という言葉を聞くと、今話した「聞いた事がある」程度でしか認識がありませんでした。
2.「会社員×自分磨き」=「複業」かつ「武器と収入の柱を増やす安定づくり」
聞いた事があるようで、「え?複数の複業?」と思われた方もいるかもしれません。これはいわゆる「Wワーク」です。会社員の方でしたら、もう一つ柱となり得る仕事に取り組むことです。
このやり方の辛抱しなきゃいけない事は、最初のうちはお金にならない点です。相手に価値を提供し、その対価を得れるほどのスキルや経験を手に入れるには、ある程度の時間がかかるからです。
例えばイベント主催があります。たとえば合コンの幹事を引き受ける。今は、幹事無料やキャッシュバックのサービスを展開するお店もあり、探してみると主催者を応援しているところも多いです。特に飲食店などはご時世的に集客を図りたいという点も追い風でしょう。そこで私が痛感しているのが、自分に人が集まる魅力があるかどうか、です。「君が開くイベント楽しいから行くよ」「いつも面白いし、むしろ友達も連れていくよ」など、参加者も一緒に「参画」してくれるような集まりや場が創れたら最高ですね。
この「複業」の上手くいくカギは、集客と他力です。自分一人だけでやるというよりは、友人や仲間の力をいかに借りて成立させるか?ここにこだわると、お金も人脈も増えやすいなと感じています。その、培っていける人脈もまた、無形資産というお金に匹敵する価値あるものなのです。
転職エージェントの仕事も、新しい紹介をもらえる人脈がものを言います。そして一人でやっているようで、エージェント仲間との協力がカギになっています。
個人的に転職エージェントの仕事を第2の収入の柱としても育てていきたいですし、そして何よりこのNoteブログを書くようになった事にも繋がっている、私にとって大きな「志事」でもあるので、これからも様々な仕事の種類を紹介したり分かち合えるよう、私自身がチャレンジして経験を積んでいきます。
次回は「転職でやっちゃアカンシリーズ~転職活動を始める前に必要な「転職の軸」の決め方」について綴っていきます。お楽しみに。
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