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【転職未経験・微経験向け】一次面接と最終面接のポイントの違いとは?

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。

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有難いことに、以前、「リーマンの処世術」にマガジン登録いただいたり、最近、出し始めている有料記事自己紹介記事公務員からの転職についてNoteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。
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今回の投稿テーマは、転職活動におけるヤマである「面接」です。
中でも、企業が行う面接の流れの多くは、「一次面接」と「最終面接」の2段階で行います。(稀に二次面接を挟むときはありますが、今回は二次面接の選考ポイントは割愛します)
それぞれの面接段階で異なる評価基準と選考ポイントが異なるため、候補者はそれに応じて準備をする必要があります。

今回は、一次面接と最終面接のポイントの違いについて説明していきます。

※もしかしたら、転職経験の豊富な方には物足りないかもしれません。転職未経験者や微経験者向け(微経験者とは、1度しかしたことがなく、あまり戦略的に転職活動をした経験がない方を指します)の記事となっております。


1.一次面接は基本的な能力や経験を確認


まず、一次面接は通常、候補者の基本的な能力や経験を確認するためのものであり、応募者の一般的なスキルや資格、経験などが評価されます。
一次面接のポイントは、基本的な要件を満たしているかどうかを確認することです。企業が募集している前提は、求めている能力や経験を持つ人材を採用するためです。営業職であれば、第一印象や顧客と渡り合えるコミュニケーション能力を当然、見られます。
また、一次面接は人事担当者や初級レベルの管理者が面接を行う場合が多いです。言い換えれば、一緒に働く上司や先輩にあたります。スキルとは、実力やレベルだけでなく一緒に働ける相性やフィーリングも選考ポイントに含まれています。
「この人と一緒に働けるかな?」「仕事を覚え、売れるようになってくれそうかな?」「自分たちが欲しい能力を持っているかな?いてくれると助かる存在かな?」という観点ですね。
要するに、一次面接は基本的な適合性や能力を確認する段階です。
そして面接段階で異なる評価基準と焦点があるため、候補者はそれに応じて準備をする必要があります。
次に、最終面接について解説します。

2.最終面接は組織のビジョンや価値観への共感、将来的な貢献度を見られる

一方、最終面接では、候補者が企業のカルチャーに適応できるかや、チームや組織全体でどういったポジションとしてハマり、機能するか?シナジー効果をもたらしてくれるか?実力以外の要素も評価します。
具体的には、よりイレギュラーな質問や、エピソードを交えた回答に基づき、評価を行っています。言っている事と実際の行動が一致しているか?
イレギュラーな質問に対する反応や、極度に焦っていないか?
継続性や忍耐など、人間性や適性を見定めようしています。

さらに最終面接では、一次面接での能力チェックに加え、リーダーシップスキルや問題解決能力など、より高度な能力も見極めています。
将来的な成長や仕事のレイヤーで高いポジションを任せられる人材へ育成し、中長期的な戦力として計算しているのです。
企業は、1人採用するのに200~300万のコストを要しています。それを、3~4年で回収し、やっと黒字化していくのです。
そういった意味でも、最終面接の選考官は、上位の管理者や部門のリーダーが関与することが一般的です。つまり、会社全体を見た上での採用価値を判断しています。なぜなら、様々な社員と働いてきた事、社風の理解、定着してきた社員の傾向を抑えている存在だからです。

また、候補者はある意味で、会社という「ファミリー」に所属するようになるので、自社のビジョンや価値観に共感し、将来的な貢献について具体的な考えを示すことが求められることもあります。価値観の不一致で見送りとなるケースもあります。また、その会社のカルチャーと合うか?これはフィーリングの部分も含み言語化が難しいですが、
一次面接よりもより深い洞察や自己表現能力が求められるのは間違いありません。
両方とも大事なのは当然ですが、最終面接はより、経営判断が下される場所なのでシビアにジャッジをしているのは当然ですね。
こちらも、1度の転職がもたらすキャリアへの影響は大きいので、真剣に臨んでいきたいですよね。

ぜひ、自己分析を行い、企業研究を重ねた上で、1社1社「入社する前提」で戦略を立て、面接を突破していっていただけたら嬉しいです。

次回は「あなたは「ミドルキャリア」の準備は万全ですか?」について綴っていきます。お楽しみに。


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