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「転職したくても踏み出せない方に読んで欲しい、3つのポイント」


こんにちは。良ちゃんこと良平です。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に勇気とチャレンジ精神を与えていきながら多くの仲間と「村」を創るというビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロ野球選手の紹介を通じ感じたことや気づきを書き起こしています。
前回は100記事目「自己紹介~転職エージェントとしての自分と、自分の可能性にチャレンジし続ける人生」というテーマで書かせていただきました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

今回は、転職未経験の方のお話もよく耳にする中で「転職したくても踏み出せない方に読んで欲しい、3つのポイント」を分かち合えたらと思います。


1.自分の普段の仕事を棚卸し、自己分析する

まずは、今の自分の仕事を整理し、現状把握しましょう。
転職活動に踏み切れない方の多くは、自分の仕事を頭の中のざっくりとしたイメージだけで感情的に判断してしまっている事が多いように見受けられます。忙しさや環境を原因にして、自分と向き合っていないという事です。
そして、自分では当たり前と思っているタスクが、他者から認められる事が少なくありません。たとえば、タスク管理
期限内に完了すべきタスクの進捗を追う、そのための管理表をExcelで作成し、更新している。この能力は、企業から重宝されます。
自分の会社の外に目を向けると、客観的な評価を得られます。他社が求めているポイントを自分が持ち合わせている事を、きちんと探し、認識しましょう。社会人で真面目に働いているのであれば、私の経験上、必ず何かしら強みが見つかります。その第一ステップが、転職エージェントとの面談です。転職未経験の方が、棚卸をする前に漠然と転職サイトに登録し、年収や条件だけで転職先を選んでいくのは危険です。
転職した事がない人の価値基準で意思決定する事で、転職は上手くいくでしょうか?おそらく厳しいです。ギャンブルみたいなものです。結局、ミスマッチや転職後の早期退職に繋がってしまう恐れがかなりあります。ぜひとも、プロである転職エージェントに事情をシェアし、プロの意見に耳を傾けましょう。転職エージェントは、ドクターみたいなものです。転職に必要な知識やノウハウ、実績を持っている専門家です。
医者に言われた事に、反論するでしょうか?(全て言いなりになる、という意味ではありません。一旦、受け止めるという意味です)
「自分を知る、自分の強みを客観的な立場から見つけてもらい、認識する」
まずはここから、取り組んでいただく事をオススメします。

2.面接の経験不足を、練習と本番でブラッシュアップする

転職未経験者の多くは、面接への不安や恐怖心にかられているケースが多いです。その原因の大半は「面接に自信がない」「自分の強みを上手く相手に伝えられない」など、可能性にフタをしています。まだ転職活動をしていないにも関わらず、勝手に決めつけているのです。
幼少期、自転車を乗れるようになるとき、すぐに乗れるようになりましたか?補助輪をつけた状態で練習をし、正しいフォームを身に付ける。補助輪を外し、練習しては転び、コツを掴んで自転車に乗れるようになりましたよね?
面接も、原理はそれと一緒です。
面接で話す原稿を作り、模擬面接で練習を重ねる事です。苦手であれば、空いた時間に少しでも喋る練習をする。そして本番にチャレンジし、緊張感やプレッシャーに身を投じ、克服していく。
こうして、原稿を見なくても空で、自然体で自己紹介や転職理由、質問に答えていく事が徐々にできるようになります。
野球でも、素振りや紅白戦などで練習や実戦練習をしますよね?その努力は必要です。もっと言ってしまうと、選考企業には失礼ですが志望度の低い企業でも面接を受け、実践練習の機会として活用する。3~5社受けた上で、本命企業の面接を受けるのもアリです。
正直に言ってしまうと、ラクして転職はできません。自分と向き合い、第三者(転職エージェントや転職経験者)からのフィードバックにより強みも弱みも把握し、改善と経験を重ね、成長していく事により上手くなります。もちろん、転職エージェントは最大限サポートをしますが、転職活動にも面接にも臨むのは求職者の方です。これを「時間がない」「めんどくさい」「大変そう」で片づけ、目を背けているとしたら、それは単なる努力不足と言わざるを得ません。ご自身のキャリア、ご自身の人生です。真剣に向き合う事を強くオススメします。

3.嫌われたくないという感情を乗り越える

転職するという事は、今の職場を退職するという事です。(退職してから転職活動を経て、転職する事も当てはまります)
以前、退職交渉について攻略のポイントをまとめた記事がありますので、ぜひそちらも参考にしてみて下さい。

前提として、退職を申し出たら、大なり小なり職場の先輩や上司から引き止められます。なぜなら、企業が辞められては業務の流れが崩れて困るからです。つまり、企業や一緒に働く人の都合です。もしくは、先輩や上司の中には転職したくても諦めた過去の経験があり、嫉妬心からくる引き留めもあったりします。
多くの求職者の方は、この引き留めに不安や恐怖を持ちます。
「上司に怒られたらどうしよう」「強く引き留められたら屈してしまいそう」確かに、気持ちはわかります。不安や恐怖を持つこと自体が悪いわけではありません。私も、幾度も引き留めを経験してきました。正直、何回経験しても、得意にはなれないです。退職交渉は毎度、緊張もしますし勇気も要ります。しかし一時の感情に流され自分のキャリアをないがしろにして良いのでしょうか?
現状を打破したい、環境を変えたいという想いがあるのであれば、自分の意志や決意を貫く事が必要な時もあるのではないでしょうか?
もちろん人として、誠意と感謝は示す。要は、どこまで転職に本気になるかどうかです。本気であれば、企業側も「もう決めている事なんだな、引き止めても仕方ないな」と、徐々に身を引きます。
中には、転職活動を進める中で徐々に志望の業界や自分の適性を把握し、覚悟を決めていく方もいらっしゃいます。それもOKです。
そこはおひとり一人、職歴も性格もバックボーンも様々なので、私は求職者と向き合い、時に私自身もサポートの至らぬこともありながらも共に闘い、共に進み、状況を踏まえ伴走する事に努めております。
いい転職を果たして欲しいからこそです。こうする事で、自分も転職エージェントとして胸を張れるプロセスと実績を創り出していけると信じ、日々精進しています。
これをお読みいただく事で、最初の一歩の棚卸し、そして転職活動に挑戦される方が生まれたら、嬉しい限りです。
次回は、「求職者の方にオススメの、年末年始の過ごし方」について綴っていきます。お楽しみに。


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