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組織は「全員で」つくる

皆さんこんにちは!ダンデライオン採用広報のヨシコです。
寒い日が続いていますね。
今日は弊社を知っていただくには恐らく一番早いであろう「クレド」の話。皆さん「クレド」ってご存知でしょうか?
クレドとは、ラテン語で「信条」「志」「約束」を意味する言葉です。
社員一人ひとりが行動する際の「信条」や「行動指針」を指します。
似たような言葉に「バリュー」がありますが、これは組織としての「共通の価値観」を意味し、クレドと同じように「行動指針」として利用されている会社も多くあります。
弊社では2020年2月にスタッフ全員が集まりクレドをつくりました。
なぜクレドをつくったのか、そしてどのように運用されているのかを今日お話したいと思います。

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変化に強い組織に

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クレドをつくるきっかけになったのは、簡単に言うと一緒に働くメンバーが増えたからです。ベンチャー企業は成長の過程で必ず壁にぶつかります。
よく組織30人の壁なんて言われていますが、社員数が30人、50人、100人前後を迎えるときに組織が壊れやすいと言われています。
それまでは少数精鋭で駆け抜けてきた私たちですが、人数が増えるにつれ、
社内のコミュニケーションなどで新たな問題が発生するようになりました。
言わば成長痛のような…私たちが組織として新しいフェーズに入ったというタイミングでした。
このままのやり方ではうまくいかない…。
「これまでできていた価値観を合わせ、変化に強い組織にしたい」
そんな思いでクレドをスタッフ皆でつくることになりました。正社員もパートも、管理者も指導員も事務スタッフも全員です!!

全ての事業所のスタッフが同じ日、同じ時間に集まるとなると、当然その時間は事業所の運営はできないことになりますから、私たちの規模感ではなかなかできないことかもしれません。
それでも代表が「全員でつくる」に拘っていたのは、皆がBRIDGEの風土をつくっていたから。組織って面白いもので、大きな決め事とか、福利厚生、建物とか、ハード面は会社でつくれても、風土とか事業所の雰囲気って、実際に働いている1人1人がつくり出すものなんですよね。
なので、同じ会社でも、事業所によって少しずつカラーが違うこともあったりして、偶然か必然か巡り合った、ここにいる皆でつくっていくものなんだなと、クレドをつくったときに改めて感じました。
「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け。」というアフリカのことわざがあるのですが、「子どもたちの生きる力を育てる」という目標がある私たちは、みんなで行くことに決めました。

生きる力を育てる

長い話し合いを経て、自分たちで決めたクレドをここでも少しご紹介できればと思います。

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ここで決めた行動指針や療育指針をもとに、日々の業務において何か壁にぶつかったときは必ずクレドに立ち返るようにしています。
ここが一番のポイントです。
飾りのルールや行動指針、療育指針があるだけでは意味がないのです。
それって私たちが大切にしていることなんだっけ?
それって私たちが目指している方向に向かっているのかな。
ちゃんと対話をできているかな。子どもたちの笑顔を引き出せているかな。
ただ形として決められたルールがあるのではなく、自分たちで決めたからこそ、壁にぶつかったときでもしっかり立ち返ることができ、新しいメンバーが増えてもブレることなく皆で組織を守っていけるのだと思います。
代表自身も、このクレドのもとに働いている、自分もクレドには逆らえないなんて話をしていましたから、もし違反するようなことがあれば、皆でお説教しようと思います(笑)。



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