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ハンドメイドと遠出/浮いたそうじ代/パーツ愛

#dancersandsunsets #ハンドメイド #コラム #エッセイ #製作日記 #手を動かす

本日、そうじに追われています。

お客さんが家に泊まりにくるのです。

片付けではなく、そうじなので、楽です。

しかし時間が取られる。

外注すれば良いのは重々承知の上で、最近やっと、家事そうじの要領が良くなってきているので、もうちょっと極めたいというのが正直な気持ちです。

外注したつもりでその予算を他にまわすとしたら何に使おう。

と、考えると、ちょっと東京に手芸用品を買いに行きたいです。

日帰りで。

以前、日帰りで東京へ手芸用品を買いにいったことは本当に、あります。

宿泊代を浮かせて買い物をするという手段です。

日帰り手芸旅行の日程は、こんな感じです。

午前中に東京に着いたら、まず、空港で荷物を預けます。

宿泊予定はないけど、万が一空港で立ち往生などという事態に備えて、一泊分の着替えとかを入れたバッグを、空港で500円とかで預かってもらいます。

それが済んだら吉祥寺にバスで移動。

吉祥寺に到着したら、バス停のすぐそばの、ヨドバシカメラの中にある貴和製作所へ直行します。

これでもか!というほどパーツが並べられている売り場を見た私にスイッチが入ります。

ネットで買えないパーツがどれか、だいたい分かるので、まずはその中から欲しいものを探します。

それから、ネットでは分かりにくいスワロフスキーの色を確認していきます。

ネットで販売されているスワロフスキーの色って、最近はかなり分かりやすい画像が掲載されてはいるのですが、実物を見たときに、この角度でこの色に光るんだ!なんてことを発見して、ひそかに盛り上がります。

貴和製作所では、限定のスワロフスキーの取り扱いがあるので、要チェックなのです。

ほかにもチェーンの棚を見るのが好きです。

チェーンも、実物を見たほうが、色や細さを理解しやすいです。

気に入ったものを最低限の単位で買って番号を控えておけば、ネットで買うときの見本にもなります。

基礎パーツは一通り見ます。

Tピン、丸カンなどの基礎パーツは、線径の細いものが新たに発売されていないか、とても気になります。

華奢なネックレスやブレスレットが、誰にでも作れるように、パーツの種類がどんどん増えてきています。うれしいです。

あとは、アクセサリーパーツをチェックします。

貴和製作所は、ニュアンスのある金具があって、ハンドメイドのレベルを上げてくれます。

あとはビーズをざっと見ます。

チェコのグラスビーズ、天然石ビーズ、を比較的ていねいに見ます。

貴和製作所めぐりに区切りをつけた後は、昼ごはんの時間です。

ヨドバシカメラの向かいにある小さなイタリアンのお店が好きです。

ランチの後は、コピス吉祥寺のパーツクラブへ行きます。

パーツクラブは私が住んでいる地域にもあるのですが、吉祥寺店の規模はそれとは比べものにならないくらい、広いです。

ここじゃないと買えないものを、しっかりチェックします。

ただ、旅行マジックがかかって、わざわざここで買わなくてもいいものでも、急に欲しくなっちゃうんですよね!

パーツクラブって、シンプルでベーシックなパーツが多くて、作る人の個性が出しやすいと思います。

私はパーツクラブのUVレジンの型のファンです。

パーツクラブのUVレジンの型を作っている人は、天才です。

最近一番すごかったのは、 「平半丸(15、20、25mm )」という型です。

今まで、半球型のレジン型ってたくさんあったのですが、半球型は屈折率が上がって、曲面の正面から見ると、中に閉じ込めたアイテムが、魚眼レンズで拡大されたように見えてしまいます。

それはそれで可愛いけれど、平らな半丸だと、中に封入したものがそのまま見えるので、デザインできる範囲が広がるのです。

さらに大きさ!15、20、25mm!

ありがとうございます!

と、作り手がこのくらいうれしくなるようなオリジナルパーツがあるのでした。

熱くなってしまい、話の流れを見失ってます。

さて、吉祥寺にはもう一軒、どうしても行かねばならない手芸店があります。

超有名店、COTTON FIELDです。

ここは、貴和製作所やパーツクラブが問屋街から街中(まちなか)に進出する前から、高価ですが、かなりレベルの高いアクセサリーパーツを扱っているお店でした。

パーツのレベルが高いとは、どういうことかというと、チタン製の、肌がかぶれにくい素材のものや、メッキの剥がれにくい製品をいちはやく取り扱っていたということです。

輸入物のパーツもたくさんあるので、初めて行ったときは、自分がどこにいるのかわからなくなりました。

価格としては高価なのですが、リーズナブルです。

こういうすごいお店に行って、とってもいい材料を見るのって、ものすごくいいことです。

想像力が広がるので、作りたいと思うアクセサリーの目標のレベルが上がります。

以前は布を扱う大きな店舗が向かいにありました。

今はなくなってしまったそこのお店で、この世にいろいろな生地があることを知りました。

私が住んでいるところにも大きな手芸店があるけれど、吉祥寺のCOTTNFIELDの生地館のおかげで、生地の見方がわかるようになりました。

この手芸店では、「今日連れて帰らないと一生後悔する」っていうものを厳選して買い物します。

さて、そろそろ吉祥寺を後にして、最後は蒲田のユザワヤへ。

空港への移動時間を乗り換え案内でチェックして、時間ギリギリまで滞在します。

蒲田のユザワヤでは時間が飛びます。

隅から隅まで見ていたら、時間がまったく足りないです。

布を買って荷物がどうしてもかさばったら荷物を送る手続きをする場所があるし、布もビーズも毛糸も画材も何もかもがあって、しかも、それほど高くないものがたくさんあるのです。

楽園です。

個人的にはリボンやトリムが売ってる場所が好きです。

全部見てたら本当に全く時間が足りないので、センサーを働かせるしかありません。

自分の好きなものを見つけるセンサーって、みなさんもお持ちですよね。

好きなものセンサーって、好きなものを追いかければ追いかける程、感度が上がります。

長い間手芸用品を集めてきたおかげで、たくさんのものの中から欲しいものを見つけるのが年々、得意になってきています。

あとはその場で集中して、スピードを上げて、可愛いものを探すのです。

そしてタイムアップ!

戦利品に、にやにやしながら、空港へ向かい、急に空腹を感じてパンをかじったりして、最終便で帰路に着くのです。

こういうこと書くと、本当に日帰り手芸店ツアーに行きたくなりますが、最近小旅行に出たばかりですので、予算オーバーです。

冒頭、そうじを外注しなかったつもりで旅に出たら、などと言いましたが、それでもやっぱり足りなーい!

なんかすごいことが起こって、パーツを買う旅が実現しないかなあああ!




ここまで読んでいただきありがとうございます。

ではでは。









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