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1990年代 英国ロック史に残る名曲たち Vol.12

Thunder - River of Pain


90年代中頃のイギリスは耳がタコになるほど ブリットポップ なくして語れない時代であり、国内で ハードロック というものは殆ど相手にされない不遇の時代でした。

打って変わって 北欧 や 日本 ではハードロックがかなり熱を帯びていた時代でした。

しかしこの Thunder(サンダー) 、ブリットポップ大ブームで喚き散らす中において、数少ない イギリス国内 で 正統なハード・ロック というジャンルで成功を収めた、ほんとに稀稀な存在なんです⚡

70年代や80年代のハード・ロック を主体としてシンプルながらドッシリ然としていて、少しお洒落さも感じるベテランバンドのような匂いがプンプン漂う大人なサウンドが特徴。ジャズ・ブルース 方面にも通じてるんですよね。

痺れる泣きメロ まみれの演奏と 渋いボーカル がガチに本当に最高なんす...

River of Pain を選曲した理由は、公式がアップロードしているMusic Videoが少なく紹介できるものが限られている為。

とはいえこの曲も代表曲ですよね。叙情的で聴きやすく、サビへの盛り上がり、映えるギタープレイ、どれをとっても 完璧 といえる楽曲。1度聴いたら忘れられないでしょう。 

サンダー は名曲がめちゃくちゃあります。宝庫 of 名曲です。

(ちなみにMVの撮影はかなり過酷だったらしいです、うん分かります...笑)

1995年に発売されたアルバム 「Behind Closed Doors」(全英チャート5位) は特に名盤で、90年代を象徴するアルバムの1つとしてこれを挙げなきゃどうするんだオイオイオイ❗とういくらい大好きです。みんな絶対聴いて‼️

時代が時代ならもっと売れていたことでしょう。

日本人はこの頃でも HR/HM は大好物だったので、日本でもそこそこ人気は博したようです。

いやこれが嫌いな人はいないと思いますよ、まじで。嫌味が全くなくカッコイイんですもの。イギリスってもっと 変態的 で複雑なことしたがるじゃないですか(ド偏見)

でもこの サンダー 様、ツボだけ抑えてやり過ぎなとこがなく、わいの好きなとこが全部詰まっておるんですよ...🤤

作業の片手間でお手軽にも聴けるし、本気になっても聴ける、いつ聴いても合う、それでいて飽きない。

これが サンダー 様です、テストに出ます。覚えておきましょう。


Behind Closed Doors(1995)





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