コンデジ、エモいか?若者よ

巷ではコンデジがエモくて流行っているとか、いないとか。
なんでもiPhoneのほうが高性能で圧倒的綺麗フォトが撮れるにも関わらず、コンデジのエモさがZ世代を中心に流行っているという出所不明のコンテンツを目にした。
私の学生時代で恐縮だが、カメラ付きガラケーは出回っていたものの旅の記録を残すための用途でも画質でもなく、なのでそのために1万円前後のデジカメを多く持っていた者が多かったのではないかと記憶している。
そう、カメラが趣味でない者にとっては「コンデジ」ではなく、「デジカメ」が通称だった。

私の学生時代、といって時代をぼやかしたが2000年頃が学生時代。そこから2007年頃まではコンデジが私の愛機だった。愛機と言えど10万、20万とする機材ではない。1万円だ。
当時1万円か、それ未満のデジタルカメラが入門機。
1万5千円になると目に見えるほど進化したなと思える程、5千円のレヴェル感は大きかった。

今回お見せするのは2006年頃まで使用していたOLYMPUSのコンデジ、μ10。
公式サイトのリンクはこちら。スタイリッシュ。2003年発売らしいです。
https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/digital/m-10d/?page=technology_museum
以前のエントリでも紹介させて頂いた機種になります。
https://note.com/dancedarkdream/n/n9efd69b2dcb4

ここからがお待ちかね、OLYMPUS μ10の写真になります。
エモいか、若者よ。

ランドマークタワー


赤レンガ倉庫


BAY QUARTOR


晴れた昼間はきれい。

羽田空港

望遠はつらい。



湘南の海


朝日
東京タワー
東京タワー

みなとみらい、羽田空港、東京タワーあたりを収めた写真から、単に好きな写真をチョイスしてみました。構図や青空のきれいさや思い出深いといった多様な観点でのチョイスです。
レビューとしては、μ10だと青空の色感はPENシリーズよりも青々しくCanonに近い印象のように見えますね。

ただ、、なんていうんでしょうか、、、
逆行時の補正が効いていない写真、離陸中の飛行機の写真、東京タワーの手持ち夜景写真なども含めて写真を改めて見返すと
「 これはこれで温かみがあって個人的には好きな写真だな」
と再認識しました
いやきっとそれは写真のブレ感や色合のような写真の評価だけではなく、写真を見ることで、仕事での辛酸、試験勉強の重圧、旅行での楽しさなどの様々な思いが思い起こされて好きな写真として認識してしまっている気がしました。

さて皆様はどうでしたでしょうか?
エモさとは違うのかもしれませんが、温かさや今のスマホや一眼に足りない何かを感じ取っていただけるような写真はありましたでしょうか?
「そんなもの感じ取れる写真じゃなかったよ!」
という方も多くいらっしゃると思います。
ただ、そういった方であっても、今、皆様の愛機と呼んでいるカメラで今の思いをたくさん込めて残しておいてほしいと思いました。

時間があれば、ディズニーリゾートシリーズや他の観光名所、地元などからもピックアップしてみたいと思います