自分をどこで売るのか
今日はダンスだけでなく、ありとあらゆる分野で大事だなぁーと思ったことを書いてみます。
X(旧Twitter)にてこんなツイートがバズっていました。
日本で寿司職人をしていた頃は年収300万円、アメリカで寿司職人をしたら年収8000万円になったというツイート。
もちろん円安の影響もありますが、このニュースにはもっと大事なことが隠れているとなぁ〜と。
それは自分をどこで売るのかという感覚です。
同じ仕事をしていても場所が違うだけで給料は変わります。
契約社員と社員、常勤の先生と非常勤の先生とか、日本でも結構身近にありますよね。
自分を売り込む場所を最適化するだけで、対価は全く違ったものになります。
ダンス業界でも全く同じです。
前の記事でも使ったのですが、おおよそ収入の高いであろうダンサーの分布図をご覧ください。
収入が高いのは大きく3つのグループかなぁと。
アングラスーパースター集団
世界のスポンサー勝ち取り強強集団
芸能とメジャーでお金たくさん動くよ集団
語弊があるかもしれませんが….笑
個人的に思うのが、どこのグループに属していようが、彼らに大きなスキルの差はないということです。
どこで戦うのか、どこで自分を売り込むのかの違いがあるだけで、他は全く変わりません。
ダンサーはどこに身を置けば自分が高く売れるのか(一番価値を評価してくれるのか)を考えてパフォーマンスする時代になっているように感じます。
例えば、D.LEAGUEでも移籍や加入、契約満了、退団などさまざまな形でダンサーの出入りがありますが、僕はかなり肯定的で「一番価値を評価してくれるところに身を置けばいい」と考えています。
このような新陳代謝は業界が成長するには必要不可欠だし、ダンサーも貴重な経験を積むことができます。
あとは活躍のフィールドをズラしている、BBOY革命前夜、メトロンブログ、などなど、ダンス以外でも価値を提供し活躍しているダンサーはたくさんいます。
シルクドソレイユとかもいますよね。
詰まる所、ダンサーもただ踊ってスキルを上げるだけじゃなくて、マーケット感覚を持って、「自分を一番高く評価してくれるところ」に身を置くのが大事だよって話でした。
その感覚を養うのがこの本、一見の価値ありです。
今日はこの辺で!
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