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臨床のPitfall 離床①

うどん県OTのだんです。
臨床現場でときおりおちいるPitfall(落とし穴)について考えたことをまとめていく「臨床のPitfall」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

離床①

今回のPitfallは離床です。
急性期において離床は必要不可欠なことです。
早期離床は以前から言われており、廃用症候群を予防するためにも、活動性を高めるためにも段階的にすすめられています。
ギャッジアップから端座位に、そして車椅子へと離床がすすめられていきます。

ここでPitfall!

そうなんです。
車椅子に乗って座らせれている方よく見かけますよね。
車椅子に座っているのに、頭は下を向き、目も開いていない・・・。
本当に離床しているのでしょうか?
単にポジションが変わっただけで、活動性には変化はありません。
確かにベッドから離れている(離床)しているのでしょうが、本当に意味で離床とは言えません。
ベッドから離れて活動的になることが本来の離床なんですが・・・
時間も限られているのでどうしても座らせがちなんですが、もう少し考えていきたいものです。

あらためて勉強です📚

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