見出し画像

今日の発見🔍 足底は重要

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありません。

足底は重要

今日はいろいろな方との発見です。
特に人工呼吸器が挿入されている重症の方たちとの発見です。
人工呼吸器が挿入されているということは、鎮静もされ、点滴やバルーン・様々なデバイスもあり、積極的なリハビリテーションは難しい状況です。
多くは四肢のROM(関節可動域訓練)や呼吸アシスト、廃用症候群の予防がメインになります。
最近は重症の方が多く、人工呼吸器を挿入されて自発呼吸も少ない方が多くいました。
そこで、足の裏から鉛直方向に圧を加えていくと、少しずつ自発呼吸がでてきた!
刺激がなくなると自発呼吸は減るけど、足の裏から刺激を加えると何かいい感じ!

考えてみた

足底からの鉛直方向の圧刺激は立つ感覚と類似しています。
立つと足底から反力情報が鉛直方向に入力されます。もちろん、重力等の情報も入力されるので立位とは異なりますが、類似した感覚情報が提供されます。
立位では覚醒レベルの向上・姿勢緊張の活性化されるなどの良い影響があるため、リハビリテーションにおいても早期離床(座ること・立つこと)が推奨されます。
足底から圧刺激を入力することで擬似的だけど立位を経験したことで、覚醒レベルの向上に伴う自発呼吸が出たのであればいいいな・・・なんて考えてます。

あらためて勉強です📚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?