✔️知識0から学べるベンチャー企業について
今回は、最近よく耳にする「ベンチャー企業」とはどういった企業なのかを解説していきます。
そして、ベンチャー企業とよく勘違いされがちな「スタートアップ企業」についても解説していきます。
【ベンチャー企業とは】
規模としては、小規模から中規模であることがほとんどで「新興企業」という呼び方もされます。
また、ベンチャーとはそもそも、投資をする企業や投資家のことを指す和製英語のため、本来の意味は「投資を受けている会社」を指します。
〈ベンチャー企業の代表例〉
日本のベンチャー企業の代表例として「AbemaTV」や「Ameba」などのメディア事業を展開している「サイバーエージェント」があげられます。
【ベンチャー企業の特徴】
ベンチャー企業の特徴を一言で表すと、新たなビジネスを育てている状態となります。
そのため、将来的には大きく化ける可能性があっても現段階では財政的に厳しく、投資期間から援助を受けていることが多いです。
また、やりがいやビジョンを追求する企業が多いのも特徴になるため、求人をする際は大手企業とは求める層も、適する層も異なります。
以上が「ベンチャー企業」の解説になります。
次に「スタートアップ企業」を解説していきます。
【スタートアップ企業とは】
一般的に、創業から2〜3年程度の企業を指すことが多いです。
また、会社形態を表す言葉ではありません。
〈スタートアップ企業の代表例〉
日本のスタートアップ企業の代表例として「スマートニュース」や「freee」などがあげられます。
世界的に見ると「Facebook」や「Google」がスタートアップ企業で成功した企業といわれます。
【スタートアップ企業の特徴】
スタートアップ企業の特徴を一言で表すと、短期間で急激に成長を遂げるということになります。
また、これまでに市場に存在しなかった新しいビジネスを掲げていることが多いことも特徴になります。
そして、ただ新しいというだけでなく「世の中に新しい価値をプラスし、人々の役に立つモノ」となり「イノベーションに観点があるか」また「社会貢献を目的としているか」というのがスタートアップ企業を名乗るための条件と考えていいでしょう。
以上が「スタートアップ企業」の解説になります。
最後に、ベンチャー企業とスタートアップ企業の違いを見ていきましょう。
【ベンチャーとスタートアップの違い】
ベンチャー企業の場合、ある程度市場で受け入れられている事業を元に展開し、比較的安定した収益を狙って中長期的なスパンで課題解決を目指すの企業が大半になります。
一方、スタートアップ企業の場合は、まだ市場に受け入れられていない事業をもとに、新たなビジネスモデル創出を目指し、模索しながら短期間での目標達成に重きを置いています。
ベンチャー企業は、イノベーションを起こすというよりも、すでにあるビジネスモデルを元に展開し、さらに発展させたり、収益性を上げていったりすることを目指す組織を指します。
一方、スタートアップ企業は、世に出ていない新しいビジネスモデルを創り出すことで社会にイノベーションを起こし、世の中に対して大きいインパクトを与える組織を指します。
以上がベンチャー企業とスタートアップ企業の違いになります。
【まとめ】
今回は、ベンチャー企業とスタートアップ企業について解説してきました。
ベンチャー企業に憧れを持っている方は多いとおもいます。
そこで、ベンチャー企業もスタートアップ企業も向上心が強く、やりがいやビジョンを追求する企業と考えていいのですが、どちらもより良い事業を行うためには売り上げを上げなければいけません。
そのため、より良い物やサービスを生み出していくだけではなく、それをどういった流れでどう売っていくのかも考えながら事業をしていくことも重要になるので、そこも視野に入れてビジネスを行うことをオススメします。
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