damofujiki

積みCDとLPを崩すために頑張っております。

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最近の記事

週報9月①

リッピングしたものVinyl Zeus B.Held - Attack Time(1981) Zeus B.HeldはBirth Controlに1973-1978までオルガンで在籍していたことで知られるミュージシャン/プロデューサー。まあバンドの全盛期ですね。近年ではグルグルのマニさんとも一緒にやっており、2024年現在正式メンバー(wikipediaより)。アルバムはシンセの飛び交うコスミック・ファンクで、"Drive My Car"のうにょうにょしたカバーが何より

    • 週報8月①

      リッピングしたものVinyl Duster - Duster(2019) アメリカ、カリフォルニアのスロウコア・バンド。1996-2001の間活動したあと休止、2018年に再結成。スロウコアといえばこのバンドが挙がるくらいらしい(あまり詳しくない)。Numeroは同じくスロウコアのCodeineもリリースしている。Numeroの再発の矛先がそっちに向かっている感じですかね。90-00あたりの。音楽に関してはストーナーやドゥームみたいでじわじわ効いてくる感じがある。 L

      • 週報7月③

        リッピングしたものVinyl Furyo - Furyo(1984) ゴシック・パンク/ポジパンの走りだったUK Decayのメンバーによって結成。バンドの由来は俘虜だとも不良だとも。EPとシングルを残して1985年解散。これはEPに未発表曲を加えた、VAPによる編集盤。ライナーには当時のポジパンについて色々書かれてあり面白い。アレンジは凝っていていい感じ。 安井かずみ - 空にいちばん近い悲しみ(1973) 安井かずみは売れっ子作詞家として郷ひろみ、小柳ルミ子、沢

        • 週報7月②

          リッピングしたものVinyl Manuel Göttsching - E2-E4(1984) マニュエル・ゲッチングによるミニマル/チルアウト・クラシック。イタリアのバレアリックハウスのプロデューサーがリミックスしたのが契機でその筋の人からもリスペクトされるように。なんか終わらないコンピューター同士のチェスというテーマがあるそうです。これアナログだとノンストップにならないという欠点が。 TAMTAM - Ramble In The Rainbow(2024) 東京を

          週報7月①

          リッピングしたものVinyl Roberto Cacciapaglia - Sonanze(1974) イタリアのピアニスト・ミニマリスト・作曲家による1975年作。クラウトロックファンには有名なOhrレーベル創設者Rolf-Ulrich Kaiserのサブレーベル、Die Kosmischen Kuriereから出ていた(伊PDUと共同。Ohrの作品をイタリアに配給してたそう)という作品。クラシック畑の人によるミニマル実験作品でクラウトロックだとBetweenなんかに

          週報7月①

          週報5月②

          リッピングしたものVinyl Taro Nohara - Hyper Nu Age Tekno(2022) DJ/トラックメイカー/ラッパーのやけのはらがTaro Nohara名義として出したアルバム。ドイツのGrowing Bin(ドイツのシンセシストTranceの発掘とかやってる)からのリリース。テクノのコスミックなビート感とバレアリックな桃源郷感。スピリチュアルというよりはなんかユーモラスな雰囲気もある。 ににんがし - Heavy Way(2024/1974)

          週報5月①

          リッピングしたものVinyl  Various - Nippon Acid Folk 1970​-​1980(2023) UKのレーベルTime Capsuleによる日本の70年代の「アシッド・フォーク」コンピレーション。コンパイルはKay Suzuki。はっぴいえんどの"風をあつめて"や赤い鳥、五つの赤い風船の西岡たかし、同氏ユニットの吐痙唾舐汰伽藍沙箱、作編曲家として有名な玉木宏樹、テレビ主題歌の仕事が多い成田賢といった中、同レーベルが最近再発したオブスキュア?な「

          週報5月①

          週報4月①

          リッピングしたものVinyl  Enno Velthuys - Landscapes In Thin Air(1985) さらに前回に引き続きオランダの電子音楽作家Enno Velthuysの1985年のカセット作品。2023年の再発。『Different Places』の路線のような室内楽的小品的アンビエントで作風が出来上がってる感じ。 Garrett - Private Life III(2020) Dam-Funkの変名。『Outro Tempo』で有名なMus

          週報4月①

          週報3月②

          リッピングしたものVinyl Inoyamaland - Swiva(2020) 元ヒカシューの井上誠と山下康によるニューエイジ/アンビエントバンドの22年ぶりの作品。ニューエイジリバイバルの流れで再評価著しいのは知ってたけどまともに聴くのは初かも。22年ぶりの新作との事だけどめちゃくちゃいいです。電子室内楽音楽的なこじんまり感が本当に落ち着く。もちろんローデリウスとかにも通ずる。心落ち着くのから、オリエンタル、不穏な電子音まで。 Kink Gong - Tanzan

          週報3月①

          週報とは… リッピングしたものVinyl Nu Shooz - Poolside(1986) Nu Shoozはジョン・スミスとバリー・デイ夫婦率いるR&Bグループ。85年に初シングル”I Can't Wait"をリリース。オランダのDJピーター・スラハイによってリミックスされた"Dutch Mix"バージョンがUSチャート3位まで上り詰めるヒット。このアルバムにはそのミックスが収録。80'sシンセ・ファンク/ブギーって感じでよいすね。 Earl Klugh - La

          週報2月①

          多忙で隔週でやろうかなあとか考えてたら途切れちゃってたのでとりあえず再開 リッピングしたものVinyl Trimolo - New Chapter(1988) 謎多きドイツのフュージョンユニットTrimoloの、コンサート会場限定で売られていたという激レアものの再発。メンバーに謎はあるがパーカッショニストのPeter SchmidtはプログレバンドのMessageやAnyone's Daughterに在籍経験があるようです。80'sらしいシンセのしっとり感溢れるフュージ

          週報2月①

          レポート1月①

          忙しくて間隔空いちゃったし頻度どうしようかなあと思いつつ リッピングしたものVinyl Jay B. Jay - Over Seas(1988) Jay BeckensteinとRichard Calandraなるアーティストによるプロデュース作品。Innovative Communicationのレーベルらしい作風。Tangerine Dreamのようなベルリンスクールっぽい感じがある。特に波の音とタンジェリン的シンセシーケンスから入る1曲目はかなり名曲。Softwa

          レポート1月①

          週報12月④⑤合併号 年越しスペシャル

          リッピングしたものVinyl D.K. - Eighteen Movement(2021) パリを拠点とするプロデューサーD.K.の2017~2019年のライブパフォーマンスを収めたもの。トライバル・アンビエント~ダウンテンポ。ジャケ通りバレアリックな感触がある。トライバルと言えば前回のLa Feとも近い感じはあるがこっちはもっとアンビエント。 有賀啓雄 - Sherbet(1987) 東京出身のベーシスト、音楽プロデューサー。藤井フミヤ、渡辺美里への楽曲提供などが

          週報12月④⑤合併号 年越しスペシャル

          週報12月③

          リッピングしたものVinyl Gli Aborigeni – Canti E Danze Dell'Australia Del Nord(1981) フランスの名門レーベルArionのUniverso Folkloreシリーズから。オーストラリアの先住民アボリジニの音楽。アルバム名は『オーストラリア北部の歌と踊り』とのこと。地を這ううねるディジュリドゥ?の音と拍子木みたいなパーカスと声。ディジュリドゥってワールド音楽における有名楽器みたいな印象だけであんま知らんかったの

          週報12月③

          週報12月②

          リッピングしたものVinyl Ruth White - 7 Trumps From The Tarot Cards(1969) Ruth Whiteは電子音楽のパイオニアのひとり。『7 Trumps From The Tarot Cards And Pinions』はカリフォルニア大学の依頼を受けて制作された同名のパフォーマンスのための音楽。キャリアの大半は教育向けの録音に捧げられたそうです。Creel Poneのブートで出てたのを見たのが最初だったけどやはり良い。荘厳で

          週報12月②

          週報12月①

          リッピングしたものVinyl Bernard Parmegiani - Violostries(2020) 仏ミュージックコンクレート巨匠による作品をRecollection GRMがコンパイル。演奏者/作曲者、楽器/オーケストラの対話というテーマの"Violostries"(69年のLPより)。ヴァイオリンとサウンドプロジェクション(パルメジャーニ)による。いくつかの構成がある。そのほか2曲。ここの中ではヴァイオリンが聴こえてきて後半ややホラードローンのようにも聞聴こえ

          週報12月①