damofujiki

積みCDとLPを崩すために頑張っております。

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最近の記事

週報4月①

リッピングしたものVinyl Enno Velthuys - Landscapes In Thin Air(1985) さらに前回に引き続きオランダの電子音楽作家Enno Velthuysの1985年のカセット作品。2023年の再発。『Different Places』の路線のような室内楽的小品的アンビエントで作風が出来上がってる感じ。 Garrett - Private Life III(2020) Dam-Funkの変名。『Outro Tempo』で有名なMus

    • 週報3月②

      リッピングしたものVinyl Inoyamaland - Swiva(2020) 元ヒカシューの井上誠と山下康によるニューエイジ/アンビエントバンドの22年ぶりの作品。ニューエイジリバイバルの流れで再評価著しいのは知ってたけどまともに聴くのは初かも。22年ぶりの新作との事だけどめちゃくちゃいいです。電子室内楽音楽的なこじんまり感が本当に落ち着く。もちろんローデリウスとかにも通ずる。心落ち着くのから、オリエンタル、不穏な電子音まで。 Kink Gong - Tanzan

      • 週報3月①

        週報とは… リッピングしたものVinyl Nu Shooz - Poolside(1986) Nu Shoozはジョン・スミスとバリー・デイ夫婦率いるR&Bグループ。85年に初シングル”I Can't Wait"をリリース。オランダのDJピーター・スラハイによってリミックスされた"Dutch Mix"バージョンがUSチャート3位まで上り詰めるヒット。このアルバムにはそのミックスが収録。80'sシンセ・ファンク/ブギーって感じでよいすね。 Earl Klugh - La

        • 週報2月①

          多忙で隔週でやろうかなあとか考えてたら途切れちゃってたのでとりあえず再開 リッピングしたものVinyl Trimolo - New Chapter(1988) 謎多きドイツのフュージョンユニットTrimoloの、コンサート会場限定で売られていたという激レアものの再発。メンバーに謎はあるがパーカッショニストのPeter SchmidtはプログレバンドのMessageやAnyone's Daughterに在籍経験があるようです。80'sらしいシンセのしっとり感溢れるフュージ

        週報4月①

          レポート1月①

          忙しくて間隔空いちゃったし頻度どうしようかなあと思いつつ リッピングしたものVinyl Jay B. Jay - Over Seas(1988) Jay BeckensteinとRichard Calandraなるアーティストによるプロデュース作品。Innovative Communicationのレーベルらしい作風。Tangerine Dreamのようなベルリンスクールっぽい感じがある。特に波の音とタンジェリン的シンセシーケンスから入る1曲目はかなり名曲。Softwa

          レポート1月①

          週報12月④⑤合併号 年越しスペシャル

          リッピングしたものVinyl D.K. - Eighteen Movement(2021) パリを拠点とするプロデューサーD.K.の2017~2019年のライブパフォーマンスを収めたもの。トライバル・アンビエント~ダウンテンポ。ジャケ通りバレアリックな感触がある。トライバルと言えば前回のLa Feとも近い感じはあるがこっちはもっとアンビエント。 有賀啓雄 - Sherbet(1987) 東京出身のベーシスト、音楽プロデューサー。藤井フミヤ、渡辺美里への楽曲提供などが

          週報12月④⑤合併号 年越しスペシャル

          週報12月③

          リッピングしたものVinyl Gli Aborigeni – Canti E Danze Dell'Australia Del Nord(1981) フランスの名門レーベルArionのUniverso Folkloreシリーズから。オーストラリアの先住民アボリジニの音楽。アルバム名は『オーストラリア北部の歌と踊り』とのこと。地を這ううねるディジュリドゥ?の音と拍子木みたいなパーカスと声。ディジュリドゥってワールド音楽における有名楽器みたいな印象だけであんま知らんかったの

          週報12月③

          週報12月②

          リッピングしたものVinyl Ruth White - 7 Trumps From The Tarot Cards(1969) Ruth Whiteは電子音楽のパイオニアのひとり。『7 Trumps From The Tarot Cards And Pinions』はカリフォルニア大学の依頼を受けて制作された同名のパフォーマンスのための音楽。キャリアの大半は教育向けの録音に捧げられたそうです。Creel Poneのブートで出てたのを見たのが最初だったけどやはり良い。荘厳で

          週報12月②

          週報12月①

          リッピングしたものVinyl Bernard Parmegiani - Violostries(2020) 仏ミュージックコンクレート巨匠による作品をRecollection GRMがコンパイル。演奏者/作曲者、楽器/オーケストラの対話というテーマの"Violostries"(69年のLPより)。ヴァイオリンとサウンドプロジェクション(パルメジャーニ)による。いくつかの構成がある。そのほか2曲。ここの中ではヴァイオリンが聴こえてきて後半ややホラードローンのようにも聞聴こえ

          週報12月①

          週報11月④

          リッピングしたものVinyl Jean-François Pauvros & Gaby Bizien - Pays Noir(2017/1976) HMVのセールで買ったシリーズ。フレンチフリージャズの熱心な再発で知られるSouffleContinu Recordsから未発表音源発掘。灰野敬二や川端一とも共演しているJean-François Pauvrosと、Jacques BerrocalとやっているGaby Bizenによるデュオ。3曲シングル尺。手数の多いスピー

          週報11月④

          週報11月③

          リッピングしたものVinyl 浅野達彦 - 巨人のドシンの後を追って(2004/2023) 岐阜出身のギタリスト/ミュージシャン、浅野達彦による『巨人のドシン』のサントラ。『巨人のドシン』はニンテンドー64の64DDという周辺機器用のゲームだったようで、その後ゲームキューブ用に発売されたという経緯があるみたいです。これの音源は64DD版の模様。もともと出ていたメディアファクトリー(リクルート系→KADOKAWA)からのサントラは長らく廃盤で、今回の再発は東京の<Silen

          週報11月③

          週報11月②

          リッピングしたものVinyl K.Leimer - Music For Land And Water(1983) K.Leimerことシアトルの電子音楽作家Kerry Leimer。80年代に活動していたが2002年に音楽活動再開。RVNG Intl.のリイシューによって広く知られるようになったという感じです。このアルバムは83年のカセットリリースの再発。遅回しのリズムを使った"Go Slowly"みたいな少々サイケな感じのもあるが基本的にはアンビエントな作風。 Si

          週報11月②

          週報11月①

          リッピングしたものVinyl Peter Michael Hamel - Organum(1986) 民族音楽+室内楽系クラウトグループのBetweenに在籍していたPeter Michael Hamelによる、パイプオルガン作品。ストイックなドローン展開の中にジャジーな瞬間もあって聴きやすくもあり、とにかく素晴らしい作品。そういやBetweenって新譜出してたんですね。 Deuter - Princess of Dawn(1972) ドイツのニューエイジ音楽の先駆

          週報11月①

          週報10月④

          リッピングしたものVinyl Philippe Doray / Asociaux Associés - Nouveaux Modes Industriels(1980) フランスの詩人/作詞家Philippe Dorayによるプロジェクトの2nd。Asociaux Associésを従えての演奏。仏のフリージャズ再発に強いがなんかセールにかかっちゃってるのが多いSouffle Continuから。内容はかなりヘンテコでロバートワイアットみたいの、ミュージックコンクレート

          週報10月④

          週報10月③

          リッピングしたものVinyl Baba Yaga - Baba Yaga(1974) My Solid GroundのIngo Wernerが率いたクラウトロック・プロジェクト、Baba Yagaの74年作。もうひとつの作品"Collage"とは違う印象の作品でジャズロック調。クラウトロックのバンドで言うとBrainstormやEiliffと近い感じがする。サイケっぽいタッチもある。 Surprize - The Secret Lies In Rhythm(1982)

          週報10月③

          週報10月②

          リッピングしたものVinyl Brother Ah - Divine Music(2017,Box) サン・ラ・アーケストラにも在籍していたことのあるフレンチホルン/フルーティスト、Brother AhhことRobert Northernの未発表アルバム3作を集めたBOX(5LP)。『The Sea』(1978)、『Meditation』(1981)、『Searching』(1985)を収録。『The Sea』はムビラやチター、ソウルフルな女性ボーカル/語りなどが入ったア

          週報10月②