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週報5月②


リッピングしたもの

Vinyl

  • Taro Nohara - Hyper Nu Age Tekno(2022)

DJ/トラックメイカー/ラッパーのやけのはらがTaro Nohara名義として出したアルバム。ドイツのGrowing Bin(ドイツのシンセシストTranceの発掘とかやってる)からのリリース。テクノのコスミックなビート感とバレアリックな桃源郷感。スピリチュアルというよりはなんかユーモラスな雰囲気もある。

  • ににんがし - Heavy Way(2024/1974)

ロンドンのTime Capsuleによるオブスキュアな和アシッドフォークのリイシュー。バンド「猫」や「風」(元かぐや姫の伊勢正三とのデュオ)として活動していた大久保一久が大学卒業と薬剤師免許取得記念として「ににんがし」名義で制作した自主制作盤。ニールヤングを思い出すいなたさもあるレイドバック・フォーク。もちろんアシッドフォークファン向けにもいい浮遊感もあり。新たにデザインされたジャケットアートも良い。


CD

  • Matthewdavid - Mycelium Music(2023)

Green-HouseやAna Roxanneのリリース、そしてLaraajiのリイシューなどニューエイジ・リバイバルに一役買ったカリフォルニアのレーベルLeaving Recordsのオーナーである、Matthewdavidによる2023年作。菌糸体の音楽ということで、ニューエイジアーカイブに没頭していたらしい重みのあるオーガニック感覚。Kankyo Recordsの説明にあるようなキラキラコロコロとしたつぶだった音の粒子、という感じがまさにですね。

GAME

前回の続き。Chris Huelsbeck特集。彼はドイツ生まれのビデオゲーム作曲家で、Rainbow Arts社のタリカン・シリーズ(C64、SNESなど)や、マリオに寄せまくって訴訟問題になったギアナ・シスターズ(C64、Amigaなど)の作曲で知られており、海外ではかなり大物老舗作曲家として知られているようです。古代さんみたいな感じでしょうか。

#12 - Chris Huelsbeck - Giana Sisters - Menu Theme(C64)

マリオに酷似していたために任天堂から訴訟を起こされた伝説のあるゲーム。後にDSやSwitch等でちゃんとしたシリーズとして再出発したようです。

#13 - Chris Huelsbeck - Rock'n'Roll - Take Off Song(C64)

ロックンロール。

#14 - Chris Huelsbeck - Turrican - In Game 1(C64)

#15 - Chris Huelsbeck - Apidya(Amiga)

R-TYPEやグラディウスの影響が濃いと言われる、ドイツのカイコ社が1992年に開発したシューティングゲーム。デザインが濃い。日本アニメへのリスペクトもある。

#16 - Chris Huelsbeck - Super Turrican(SNES)

海外の人気アクションゲームシリーズ。ドイツ産。日本でもトンキンハウスから発売されている。


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