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週報2月①
多忙で隔週でやろうかなあとか考えてたら途切れちゃってたのでとりあえず再開
リッピングしたもの
Vinyl
Trimolo - New Chapter(1988)
謎多きドイツのフュージョンユニットTrimoloの、コンサート会場限定で売られていたという激レアものの再発。メンバーに謎はあるがパーカッショニストのPeter SchmidtはプログレバンドのMessageやAnyone's Daughterに在籍経験があるようです。80'sらしいシンセのしっとり感溢れるフュージョンで、ニューエイジ好きにも。bandcampはこちら。
Maria Monti - Il Bestiario(1974)
『夕陽のギャング』にも出演していたイタリアの女優でシンガーとしても活動していた。Alvin CurranとSteve Lacyが参加しておりちょっと尖った作風。エキセントリックさもあるがフォークとしてもかなり名盤。ドローンフォークな#1が良い。Catherine Ribeiroなんかにも通じるかも。
CD
Peter Davison - Glide(1981)
Light in the Atticのニューエイジ・コンピ『I Am The Center』にも収録され、坂本龍一にもプレイリストにて選曲されたという"Glide V"が収録された、USニューエイジ作家Peter Davisonのアルバム。室内楽的アコースティックとシンセの融合したアーリーエンビエント。アコースティックとの混ざりっぷりが良いですね。
GAME
yogurtbox - Tree of Knowledge~知恵の樹~(2011)
ゲームのオリジナルサウンドトラックではなく、架空のPCの18禁ゲーム(要はエロゲー)のサントラとして海外のアーティストyogurtboxが2011年にリリースしたもの。以下このアルバムに付いたストーリー。
1997年、日本におけるPC-98の支配は終わりを告げようとしていた。パブリッシャーが開発中の私たちのゲームをキャンセルし、プロジェクトファイルは脇に捨てられた。放置されたプロジェクトの記憶は風化していった。しかし2011年、新入社員が埃にまみれたラベルのないバックアップテープを発見し、その中身をひっそりと復元した......。
パソコンのゲーム、特にNECによるPC-98シリーズで出ていた18禁美少女ゲームへの偏愛が強いサントラで、特に『この夜の果てで恋を唄う少女YU-NO』から強い影響を受けたとはっきりと書かれています。
このアルバム、2011年にリリースされてから2018年のVaporwave~テープブームの時に再発見され、Halcyon Tapesからカセットでリリースされています。この偏愛がVaporwaveブームで再発見されるのいい話ですね。テープ欲しかった。
作者さん本人が2011年にアップロードしたトレイラー/PVはこちら。
ニコニコ動画にも上がってますが反応薄いですね。早すぎたんだ…。
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