行田だめライフ愛好会

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野菜の栽培 小松菜編

 小松菜、それはアブラナ科に属する緑黄色野菜である。スーパーにも手ごろな価格で並んでいるので、おそらく多くの方が見たこと・食べたことがあるだろう。この小松菜、だめライフ向けの野菜である。というのも、小松菜は収穫が比較的早く、栽培が容易である。周年栽培も可能であるので、長期間食卓に供給することが可能であるといったような利点があげられるからである。ここでは以下に栽培法の一例(農業というのは、教科書やいわれたことを墨守する教条主義ではうまくいかない。その土地の気候・その年の気候、土

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    • 布団とだめ人間

       拙宅の家はベッドではないために、起きると布団をたたむわけであるが、それをたたむことに二つの思いが浮かんだ。  一つは、これを丁寧にたたむことである。拙宅は職場でその粗さというか、細かさの不足を物理的にも精神的にも、つまり、物の渡し方とか、服のたたみかたが丁寧でないということを言われたり、気遣いがないということを言われたりしている。そうしたことは何から由来するか、というと丁寧にたたもうと志向することの不足であると思われる。拙宅は書く字も汚いが、そういうことによく言われるのが、

      • 餅つきとそこから生まれる考え。

         本日(11/2)、私は自分の家にてモチをついていた。この日は労働から逃れられる、貴重なハレの日であり、そういう日にモチを食べるのは古来の風習からしても是認されるだろう。そのような思いで、昨日の重労働の疲れもどこへやら、朝はしっかり二度寝をして7時に起き、朝早くから餅つきの準備をしていた。もち米を蒸かすところから始めなければならず、昼食に間に合わせるには早く準備しないといけないからだ。もち米は、家の隣の田んぼの農家さんから、稲わらをもらった時に頼んで、新米を30kg買った。普

        • なぜ農耕か?

           なぜ、農耕をするのか。誰かにそのようにはっきり聞かれたわけではないが、ダラダラと書いてみようと思う。読んでも何らかの知見は得られない。また結論を先に言うと、生きていくためである、である。  拙宅は、自他ともに認める「だめ」な人間である。まず、提出物を締め切り通りにださない。ようやく出しても紙の端はボロボロである。部屋は本が散乱しており、頻繁に掃除をするわけではないので整っておらずだらしがない。「きっちり」していない。加えて口が軽く、自分を何かペルシアの王様と考えているので

        野菜の栽培 小松菜編

          米ぬかを撒こう!

          米ぬか、それは玄米を白米に精米するときに出るものである。ぬか漬けに使うものとして認識されているだろうが、今回は、これを荒れ地や畑に撒いていこう。目的は二つだ。  一つ目は、除草効果である。当たり前だが、草というものは植物であって、日光を必要とする。米ぬかを投入することで、そうした雑草――もっとも、成長したのではなく、小さいのが主になるが――を防ぐことができる。 さらに言えば、こうした米ぬかは有機物である。そんな有機物を微生物がいる土壌にばらまけば、自然米ぬかは分解される。分解

          勝手耕作宣言!

           みなさん、こんにちは。行田だめライフと申します。 突然ですが、みなさん、勝手耕作をしましょう。いや、必ずしも勝手耕作である必要はないのかもしれない。耕作という営み自体が、現代社会、その主な生産様式は資本主義的生産様式である社会、その基盤に異議申し立てする面を持っている。資本主義的生産様式とは異なった物質的に立つことができる構造を構築しうる力を持っているのではないだろうか。それでもなお、勝手耕作というのは、単なる耕作の影響を超えて、土地の私有についての異議申し立てなどを与える