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obora shizue|フリーライター
2020年4月21日 19:30
「ワイシャツのアイロンがけは、夫のためではなく、自分のためにするの」。主婦の鑑のような彼女から放たれたひとことに度肝を抜かれた。完璧な主婦に見える彼女は、何も夫のために尽くしているのではない。流行りの服も、丁寧に整えられた髪型も、子どもの教育も、愛する夫や子どものためではない。すべては家族越しに見える自分のためなのだ。家族のフィルター越しに存在する自分「だって、いい加減な奥さんだと思われるの、