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3、八方美人になるな!VIP顧客に尽くせ!
営業するうえで、八方美人になる必要はありません。Vip顧客に尽くしてください。
営業してるといろんなお客さんと出会いますよね。もちろんすべてが良いお客さんではなく、新人の頃はいじめられたりして苦しんだりします。
それでもお客さんだから、最善の対応しないと!と思ったあなたは営業の才能ありです。その誠実さは営業する上で、一番重要なんですね。
それがないと自分の中に核がないのと一緒で、すぐに顧客から見破られて営業としては駄目になります。
ただ、誠実に接することが一番ですが、そうもいかない時があると思います。ここでは顧客へ対応の仕方をご紹介します。
まず、お客様の見分け方ですが単純です。まずは、売り上げデータを見てください。
一番上から順に3位までがVip顧客です。そこを意識するだけでだいぶ変わります。
当たり前ですよね!そんなことやっとるわい!というあなた。
では、このように言い変えます。
Vip以外のお客様への対応を悪くしてください!
え?って思った人。これ、意外と出来ないんです。なぜなら最初に言ったように、営業で最善の対応をしようとする人は、誠実が故に全ての顧客に対して、全力で対応します。
素晴らしいことですが、弊害があります。
顧客対応を見直してみてください。
あなたが普段話している人の会社の売り上げは?売り上げ一番の会社から連絡は来るか?
これがVipではない場合、力の入れている場所が少し間違ってますね。
八方美人になって営業とはこうあるべきと思い、誰にでも尽くすと間違えます。
なぜそうなるかというと、売上が小さいお客様は取り合ってくれる仕入れ先などが少ないため、いろいろと電話する中で良い人そうな営業マンを捕まえます。
そして、大して売上が無くて申し訳ないとか言って無駄話をします。
誠実な人はそれに応えて、なんとか売上を上げたいと提案したりしますが大概は上がりません。
そうなると、売上が小さいお客様は申し訳ないので、また小さな案件を紹介してくれたりします。
この無限ループにハマると、儲からない話が連鎖していくのです。
その時間があれば、Vip顧客に対しての提案を考えた方が良いですよ。
提案とは相手の売り上げが上がることです。相手が上がれば、自分も上がります。
「いやいやそうは言っても1番のお客様はなかなか気難しくてね~」なんてよくあることですからね。。
僕たちが誠実に接しても、Vip顧客は僕たちに対して優しく接してくれるとは限りません。
なぜなら、売り上げが高いお客様というのは規模が大きいので、大体がライバル会社にとっても魅力的な会社が多いはず。
ということは、あなたの会社でなくても良いと思われている可能性があります。
大手が外されることなど山ほど見てます。危機感を持たないと駄目ですよね。
実は世の中で代替できない商品なんて少ないです。
余談ですが、特に卸売業については気を付けなければいけません。卸売業は同じ商材をいろんな会社が在庫しているので、優位性を示しにくいです。問屋では5年間働きましたが、マジで競争辛いです。すぐに価格競争に巻き込まれ、利益無くてもやるはめになります。問屋という仕組み上仕方ないことですが、業種的に問題ありです。ちょっと話がそれましたが、メーカーと卸売の違いについては別項でまとめますね。
人は頼られたり優しくされると良い気分になります。すべてのお客さんにいい顔をするとみるみる消耗します。
自分のホスピタリティは有限と言うことを知った方が良いです。僕も消耗することがたまにあります。
朝は愛想良くしてても夕方疲れ果ててる時、ありますよね?
そんなに消耗していると、一番のお客様であるVIP客にも逃げられることになるのです。
そうすると売上は頭打ちです。どんな時にでもVip客にはVip対応を心掛けないといけません。
なので対処法は以下の通り。
1、お客さんをランク付けする。
一番の上客はVIPと呼びましょう。上位3社位は意識しておきます。その次以降はなんでもいいですが(笑)
常に売上を把握しておくようにしてください。Vipからのメール、電話などの連絡は超優先事項です。
2、潜在顧客を把握すること
「ここは売上10万円だけど、店舗も多いし全店入ると500万円になるんだよな〜」みたいな顧客です。【キャパがある】とか言います。
このお客様は伸びしろが大きいので、ベスト3位は把握しておきます。結構あると思います。重要ですよね。
あとは嫌われないように対処することです。全然、売上げがないお客様からしつこくつきまとわれたら、最悪嫌われても良い対応をしましょう。
下層の売り上げの顧客には最低限をこなすといった感じで仕事してOKです。
こういうことは誰にも言われないと思いますし、言われても信じないと思うのですが、僕の経験では営業が出来る人ほど、メリハリがある対応をしています。
自分はすべての顧客から好かれようとも思ってないので病むことはありませんが、上位顧客とのやり取りがうまくいかないと精神的に辛くなる時もあります。
Vipとのやり取りの肝心な時にミスをしないためにも、普段は8割出力で、Vip顧客と潜在顧客には全力で当たりましょう。
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