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転勤族の妻はどう働く?正社員を辞めてパートに変わって得た気づき

ごきげんよう。damaと申します。

私は以前、正社員として6年間働いていましたが、2年前に正社員を辞めて無職になり、その後扶養内パート勤務をはじめました。
パートに至った経緯や、働きながら感じたメリットを綴ります。

↓正社員時代のお話



本当は正社員を辞めたくなかった

正社員を辞めるつもりなんて、これっぽっちもなかったんです。
なのに何故か?理由は、夫の転勤です。

夫の転勤を聞いた時、まさに目の前が真っ暗になりました。
いつか来るとわかってはいたけど、恐ろしいくらいにタイミングが悪すぎました。

当時、私は(結果的に4回目となる)転職をして、2ヶ月。
ようやくやりたい事を見つけて、職場にも少しずつ慣れてきて、まさにこれから!というタイミングでの夫の辞令でした。

私の仕事はマーケティング系で、本社でしか出来ない仕事でした。
夫の転勤先にも営業所はあるものの、私の職種的に営業所での勤務は難しく、辞める選択肢しかありませんでした。

今となっては、家族の生活が一番大事だからと割り切れますが…、
当時は紛糾しすぎて、週末婚という選択肢も真剣に考えました。

けれど、「私の仕事は、夫と離れて暮らしてまでやりたいことなのか?」と自問。対する私の答えは、NO。
そして私は、転職で掴んだ正社員の仕事を辞め、夫について行く決断をしました。


パートで働くという選択をした理由

退職して無職になり、せっかくなので生まれた時間を楽しもうと思っていたのですが…、引越して一息つくと、不思議なもので笑「やっぱり仕事がしたい」という思いが膨らんできました。

夫と2人暮らしの専業主婦は、どうやら私には向いていなかったようで。
というのも、フルタイム勤務が当たり前になっていた私は、暇を持て余し過ぎて、それがものすごくストレスになってしまっていました。

とはいえ、また一から転職活動をして、、というのも想像しただけで疲労困憊してしまい(転職って本当にエネルギーを使いますね)。

さらに、次いつまた転勤になるかもわからない。
転職してたった2ヶ月で退職しなければならなかったことは、ものすごくショッキングな事件でした。誰が悪いわけではないのだけれど(実際に、社員さんや友人たちからはそうやって励まされたけど)、申し訳なさと情けなさでいっぱいでした。
こんな思い、もうしたくない…。

そして、センシティブな話題にはなりますが、当時私たちは子供が欲しいと思っていました。
新たな転職先で産休・育休を取得できればベストだけど…。
子は授かりもの、アンコントローラブルな領域。諸々のタイミングや職場の理解など、色々な問題が絡みついてきて、なかなか思い通りにはいかないだろうな…と想像しました。

その結果、正社員よりはフレキシブルに動けそうな、パートという働き方を選びました。大学時代のバイト以来の、時給での働き方です。


パートで働いてみた変化とメリット

大学を卒業してから、正社員という働き方しか知らなかった私が、実際にパートという働き方を経験して、変化したことを挙げてみます。

収入が減った

パートに変わって、一番の違いはやっぱり収入です。
年収でいえば正社員時代の1/3くらいになったんじゃないでしょうか。

そして、時給で働くという意識。
正社員の頃の、確約された月収とは異なります。

でも、悪い事ばかりではありません。
たしかに収入は減りましたが、そのことが、お金の使い方を見直すきっかけとなりました。


お金への意識が向上した 

良い意味でミニマムなマネーライフになりました。
入ってくるお金が減れば、必然的に出て行くお金を見直すことになります。使えるお金が少なくなるので、本当に必要なものを見極めて、それだけにお金を支払うようになりました。

また、私の収入が減ったのをきっかけに、夫婦のマネー事情をよりオープンに話し合うことができました。
今まではフワ~っとしか管理されていなかった事項が明確になり、夫婦共通のお金認識を持てるようになったように思います。


プライベート時間が増えた 

正社員の時は、一日8時間×週に5日勤務が当たり前でした。
しかし、パートはシフトや勤務時間など、かなり融通がききます。

私の場合は一日8時間×週3日の勤務で、ゆとりを持った働き方ができました。
また、パートだからという割り切りのせい?か、周りが残っているからなんとなく…の残業が減り、定時でビシっと帰りやすくなりました。

そしてなにより、夫と一緒に居られることがやっぱり一番大事だということを、痛感しました。

パートという働き方は、プライベートを大切にしながら仕事もする
案外悪くないなというのが率直な感想です。


変化を楽しめる身軽さを

転妻って、自分ではどうにもこうにもコントロール出来ない事情に振り回されて、正直大変なことも多いです。

だけど、自分にとって一番大事なことを見失わなければきっと大丈夫。
何が起きても「次はどんな展開になるんだろう」と変化さえも楽しんでしまえるような身軽さを持ち合わせて、転妻ライフを謳歌したいと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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