星の降る里、美星町。
「満点の星空が見たい」
私の旅の終着点は星の降る里、美星町だった。
私にとっては星空リベンジだった。
小笠原諸島に行った際、月と星空の関係を始めて知った。
ちょうど行った際は満月に近く、月あかりで全く星は見えなかった‥。
今回は月の月齢を確認して宿を予約。
ここまではバッチリだった。
結果からいうと満点の星空は見れなかった。
お天気に恵まれなかった‥。
だけど、総じて良い旅だったと思う。
*─────────────*
玉野で一泊した後、私は倉敷に向かった。
この日は冷たい雨が降り注いでいた。玉野で美味しい朝食を食べようと考えていたが、ホテルのお姉さんから倉敷の朝食をおすすめして頂いたので早速倉敷へ。
美味しいコーヒーと食パンを食べた☕️🍞
お腹を満たした後、念願の大原美術館へ。
「楽園のガヴァンス」を読んでから行きたくてたまらなかった場所。
やっと訪問出来た!!!!
*─────────────*
美術館を堪能した後は、いざ、美星町へ。
美星町ではただいま観光事業の一環で0円タクシーというキャンペーンをしていた。
最寄りの駅までタクシーで迎えに来てもらい、早速本日のお宿、ペンションコメットさんに向かった。
タクシーの運転手の方がとても気さくな方で道中様々なお話をした。
ペンションに着く頃には、すっかり仲良くなった。
コメットさんでは久しぶりの夜ごはん付きプラン。
ひとり寂しく夜ごはんを食べるかと思ったら、オーナーさんが話かけて下さり、夕食が楽しいひとときに。
*─────────────*
お腹もこころも満たされたところで、タクシーに乗り込んで美星展望台に向かった。
残念ながら満点の星空とはいかなかったものの、都会では絶対に見れない星の美しさを雲が晴れた際に眺めることが出来た。
タクシーの運転手さんが星空公園にも連れて行って下さり、そちらでもしばし星を眺めることが出来た。
満天の星空はまたリベンジしたいと思う。
*─────────────*
ペンションのオーナーさんとお話ししていた際になるほどと考えたことがある。
オーナーさんは2年程前にペンションのオーナーになり、様々お客様とお話ししてきたようで、その中でも印象に残っているお話しがある。
あるお客様は沖縄に船を仲間と一緒に共同で所有していて、お金を払っている。
お客様によると年に15回程沖縄には行くのだが、波の関係などで実際船を海に出せるのは、15回のうち3回程らしい。
それでもお金を払って船を所有しているのは、船を共同で所有している仲間の皆さんと沖縄で過ごすことが楽しいかららしい。
この話を聞いて、本当に物事は考え方次第だと思った。
せっかく船に乗りに来たのに乗れなくて悲しいではなく、それでも仲間と過ごせて嬉しい。
今回星は見れなかったけど、美星町に住んでいる方達の暖かさを感じることが出来た。
美星町に星を見に来て良かったと思う。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?