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人の体は、基本的にどのように創られ、どういうふうになっているのか

人間とは何なのか。それは、どのうように創られているのか。

まず、人間の体型。その骨格。そこには関節があり、この関節は人間 誰もが365ある。

そして、すべての関節は筋肉によって覆われている。だから決して、骨と骨が組まれている場所は一ヶ所もなく、
どんなことがあっても骨は骨として動くわけではないし、すべての関節が骨に似た筋肉によって結ばれ、筋肉によって覆われている。

その筋肉とは、頭の天辺から足の爪先まで、血液が流れることによって動く。

しかも、人間のからだ全体の六十五%は筋肉で創られており、その筋肉の中には網の目のような血管がある。
その血管には、動脈・静脈とあり、人間一人。成人であるなら、もしも、そのすべての毛細血管まで一本の紐のようにつなぎあわせると、その長さは実に地球を二周半も回るほどの長さがあるといわれ、

そのように長い血管へ、頭の天辺から足の爪先まで、人間の心臓は二十四秒毎に一回転する速さという物凄いスピードで全身に血液を送っている。 

人間の体。その全身の筋肉の中には、それほどまでに長い血管があり、それこそ、細胞と細胞を連結している細胞核の中にまで、人間の目には見えないほどの細い血管もあり、そのすべての血管の中に、まんべんなく、滞りなく血液が流れることによって、筋肉は温かく、弾力あって、そうして人間は体を自由に動かすことができる。

そしてまた、人間の体には、血液と一緒に気も回っている。
もし筋肉に血液が通わなければ、筋肉は硬くなってしまう。すると次第に関節は動かなくなり、方々の筋肉が冷たく、硬くなってくる。

その証拠に、死んだ人は皆、硬く、冷たく、腐ってくる。だから、
全身の筋肉に血液が流れることは人間が生きる絶対条件のひとつであり、本来、体中どこも、一ヶ所たりとも、血液が流れにくいとか滞った場所があってはならないし、

血液と一緒に気が回らなければ筋肉は動かなくなる。

ところが、筋肉に血液が流れにくくなった場所。たとえば、手首や肘の関節のまわりの筋肉も、足首や膝のまわりの筋肉も、腰でも首でも、そのように硬く冷たくなった場所を部分的に診て考える医学では、

まず、筋肉ではなく、骨を診て考えてしまう。そして、硬くしこってきた筋肉を無理に動かそうとするから、それまで以上に痛くなるし、本来、血液が循環する潤いもなく涸れた筋肉では、血管も切れてくる。

それを判らず、腰でも脚でも、首でも肩でも、揉んだり叩いたり、牽引してみたり、無理なリハビリを繰り返してみたり、その部分ばかり集中して鍼を打ってみたり、マッサージ器や様々な健康機具を必要以上にかけたりすれば、筋肉の細胞の中にある血管は切れるかも知れない。

体内であっても、それが体の外へ出せないほど普段から血液の循環が悪ければ、そのように斬られた血管から出た血液は、必ずそこで腐るし、その部分の細胞を更に腐らせ、やがてそれが癌になるかもしれない。

現代医学、現代医療、現代の健康産業というものは、こうしたことを平気で繰り返し、人間の病気を増やしている。

このように、生きている人間にとってはそれほど、筋肉。そしてその筋肉に必要な血液の循環、血液の流れが大切である。

では、その筋肉とは、人間の体のどこにどのようについていて、人の体は、基本的にどのように創られ、どういうふうになっているのか。
そして、そのようなすべての人間を産み出した神秘。人間の母体と筋肉は、どのような関係にあるのか。


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人は何故、病氣になるのか 人はどうしたら健康になれるのか 人はなぜ太るのか、痩せるのか ここには当店の導引の創始者、村上勝夫の知識を元に…

このような時代に、人間がどの様にしたら、健康に幸せに生きて行くことが出来るのか、明確にこちらのブログで書き記していきます