保育園もダイエットしませんか?
はじめに
イノベーションという言葉はご存じでしょうか?
イノベーションとは、物事の「新機軸」「新結合」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」のこと。一般には新しい技術の発明を指すという意味に認識されることが多いが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自律的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。wikipedia参照
ピーター・F・ドラッガーのマネジメントにおいては
「今やっている事業をすべてやめるとしたら、改めて何から始めるか」
を考えることと定義しています。
つまり不要なものを削ぎ落す組織のダイエットともいえます。
昔は意味や価値のあったことでも
今では無意味になった慣習、伝統、前例、
惰性でやっている催し等
不要な仕事は全て切り捨てるという考え方です。
保育現場にイノベーションは起きているか?
さて保育現場では組織のダイエットという側面での
イノベーションは起きているでしょうか?
保育指針の改定やコロナ禍、不適切保育の表面化に伴い
より書類の精度や日常的な配慮事項は
雪だるま式に増える一方ではないでしょうか?
これ必要ですか?
保育園で作成する書類や行事は多岐にわたります
各指導計画、計画書、日誌、要録本当に必要ですか?
必要だとしたら、どの項目が必要ですか?
他のことで代用や引用できませんか?
一つにまとめられませんか?
選択肢や記号で短縮できませんか?
その行事、本当に必要ですか?
その係、会議、系列園との委員会活動は必要ですか?
まずは0から疑い必要性を考えてみましょう
「子どもたちのために」
という大前提と現状の保育環境を踏まえたうえで
本当に必要なことだけを残すことで
現場の保育士が保育に専念できる環境を
より作りやすくなるのではないでしょうか?
経営層、管理職層のみなさんは
是非とも常にイノベーションを心がけていただきたいです。
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