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30歳からでも遅くない!国家資格取得方法

「もう30代だし、今さら未経験の業界に転職できないかな?」「今さら取れる国家資格はないよな…。」なんてお悩みを抱えてはいませんか?実は30代からでも取得できる国家資格は数多く存在しており、今からでも取得することで、転職活動や独立開業の夢を叶えられる可能性があります。

この記事では、30代未経験からでも取得できる本当に役立つ国家資格について紹介します。転職をお考えの人や自分の可能性を広げたい人は、ぜひ参考にしてください。

30代からの転職に役立つ国家資格5選

さっそく、30代からの転職に役立つ国家資格を5つ見ていきましょう。

1.言語聴覚士(ST)
言語聴覚士は、話す・聞く・食べるのスペシャリストであることを示す資格です。病気や事故などで言語・聴覚・発声・発音・認知・摂食・嚥下などの機能が損なわれた人をサポートし、その人らしく生活できるように支援することが主な業務内容となります。資格を取得したあとは医療機関、保健・福祉機関、教育機関などに転職可能です。

資格取得には、文部科学省が指定した学校・養成校もしくは大学や高等専門学校で必要科目を履修している必要があります。夜間養成校もあるので、仕事と両立しながら資格取得を目指しやすいでしょう。

2.宅地建物取引士(宅建)
宅建士は、不動産取引の専門家で、不動産売買や賃貸の際に専門的な助言や説明を行うことができる資格です。40~50代の転職にも非常に有利で、転職や再就職にも非常に役立つため、女性からの人気も高いです。

受験資格はとくになくマークシート形式の試験なので、未経験からでも受験しやすい国家試験になっています。

3.中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営状況を分析し、課題解決や売上向上のための助言をする経営コンサルタントの仕事です。日本企業の99.7%が中小企業なので、非常に需要が高く活躍の幅が広い資格だと言えます。[注1]

受験資格はとくにありませんが、筆記試験と口述試験の両方に合格する必要があります。難易度は高いですが、大企業からの評価も高い汎用性のある資格です。

[注1]中小企業庁「最近の中小企業の景況について」

4.行政書士
士業の中では比較的取得しやすいと言われているのが、行政書士の資格です。官公署に提出する書類の作成や遺言書などの権利義務を扱うことが主な業務内容で、取得すれば独立することも可能です。

受験資格はとくになく、択一式および記述式の筆記試験を行なっていきます。難易度は高いですが、独学も可能な資格になっています。

5.ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、とくに女性人気の高い国家資格のひとつです。税金や保険、年金といった暮らしに直結するお金の知識が身につくため、とくに女性の取得率が高い点が特徴です。金融業界や保険業界への就職だけではなく、独立して企業に対して金融面のコンサルティングをすることもできます。

受験資格はありませんが、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。国家資格の中では難易度が低めなため、学習する時間が確保できない人にもおすすめです。

30代からの資格取得を成功させるポイント

仕事と生活の両立に忙しい30代の人が資格取得を成功させるためには、3つのポイントを意識することが大切です。

1.仕事と両立させられる勉強方法を選ぶ
資格取得を目指すときは、基本的に3つの方法で勉強をしていくことになります。それぞれの勉強法には一長一短があるため、自分に合った方法を選ぶことが何よりも大切です。

①テキストを購入して独学する
自分のペースで勉強できるが、計画性と根気が必要
②通信講座で勉強する
自分のペースで効率的に勉強できるが、計画性と根気が必要
③専門校に通う
孤立的に勉強できるが、仕事との両立が難しいことと費用がかかる点に注意

今の仕事や生活リズムによって、最適な方法は異なります。それぞれをよく比較し、無理なく資格の勉強を進められる方法を見つけてください。

2.試験日から逆算して計画を立てる
社会人の資格取得に求められるのは、少ない時間でいかに効率的に勉強を進めるかというポイント。時間をムダにしたいためにもまずは目標とする試験日を定め、そこから逆算して勉強スケジュールを立てていきましょう。

「◯日あるから、1週間のノルマはこれくらいだな」とあらかじめ目安を決められると、学習の進捗や遅れが管理でき、効率的に学習できます。

【まとめ】30代からは言語聴覚士(ST)の国家資格の取得がおすすめ

30代の転職では、「これまでのスキル」や「即戦力」が求められます。
転職までにスキルを培っていれば、転職後の業務に活かせるでしょう。加えて、国家資格を持っていれば即戦力として転職することは十分に可能です。ぜひこの記事で紹介した国家資格の取得を目指し、転職を成功させてください。

取得する資格に迷っているのであれば、言語聴覚士がおすすめです。資格取得には時間とお金がかかりますが、学費サポートを受けながら学習することも可能です。取得後は新たなスキルで人の役に立つ仕事ができるので、やりがいを感じながら働けるでしょう。

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