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-YOASOBI-ファンとアーティストが一体となって作り上げた大ヒット

先日新曲「ハルジオン」のMVを公開し、話題沸騰中のアーティスト「YOASOBI」
これからデビューを目指していくアーティストの方にも参考になる部分がすごく多かったので、今回ここまでの話題となった理由を、「ファンとのコミュニケーション」の部分に絞って考えてみました。

あくまで勝手な感想なので、違うだろ、という部分もあるかもしれないですがお許しを・・・。

YOASOBIとは?

YOASOBIは、プロデューサーのAyaseとボーカルのikuraで構成されており、小説の物語を音楽と映像で具現化する2人組ユニット。
デビュー曲の「夜に駆ける」はSpotifyバイラルチャートで1位を獲得しており、MVの再生回数は1500万回を超えている(2020/5/24時点)。
5/11には新曲「ハルジオン」をリリースし、さらなる盛り上がりを見せている。

継続的な盛り上がり

1月の「夜に駆ける」リリース以降、今月の「ハルジオン」リリースまで、その盛り上がりは短期的なものではなく、長きに渡って続いており、盛り上がりは時間が立つごとに増しています。
特に、TwitterなどのSNS上における盛り上がりが他のアーティストと比べても特に大きいように思えます。
一日になんども「YOASOBI」に関するTweetを目にした人も少なくないのではないでしょうか。

ファンとの丁寧&徹底的なコミュニケーション

こうしたSNS上の盛り上がりはいかにして出来上がっていったのか、それは「YOASOBI」本人たちが、MVの公開前から公開後まで、しきりにコミュニケーションを取り続けていたから、だと思います。

本人達は、「YOASOBI」公式のTwitterだけでなく、プロデューサーのAyase、ボーカルのikuraのアカウントでも、「あと◯分でMV公開!」「〇〇に取り上げていただきました!」「再生回数○回突破!」というように、毎日のように何度も何度も発信をしていました。

さらには、本人による発信だけでなく、「YOASOBI」に関してツイートしてくれているファンのTweetも、徹底的にいいね&RTをしており、ファンにエンゲージメントし続けています。
しかも、下記のように、ちょっとした「YOASOBIかっこいい!」というTweetから、歌や演奏でのカバーまで、幅広くいいねとRTをしています。

ご本人のアカウントを見てもらうとわかるのですが、その徹底ぶりはすごく、時間帯問わずにかなりの数のTweetに反応しています。

継続的な盛り上がりへ

上記のように、しきりにファンとコミュニケーションをとることで、ファン自身も、「私もいっしょに盛り上げたい」「もしかすると私のTweetもいいねしてもらえるかも!」といったように、さらなる発信をするようになります。
つまり、下記のように、ともに盛り上げるサイクルがうまくできていることで、SNS上で継続的な盛り上がりができているのではないでしょうか。

yoasobi事例 (1)

参考にすべきこと

「YOASOBI」は、こうした丁寧かつ継続したファンとのコミュニケーションによって、既存のファンはよりコアファンに、知らなかった人の目に止まることで新規ファンに、というように、常に盛り上がりを維持しています。
アーティストとコミュニケーションがとれることで、ファンはより愛着が高まり、アーティストも伸びていく、というお互いにとって本当に良い形。

コンテンツがあふれる現代において、アーティストとコミュニケーションがとれる、というのは大きな強み・価値だと思いますし、なにより、ファンと一緒に作っていける実感をもてる、というのはアーティストにとってもうれしいことなのではないでしょうか。

これからデビューを目指すアーティストの方も、ぜひ積極的にファンとの交流をして、ファンベースを築いていってほしいなと思います。

最後まで見ていただいてありがとうございました!
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