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事業をスタートするときの目線

先日とある音楽企業の社長の方にお話する時間をいただいた。(外出自粛中なのでzoomで)

その社長の方は、ビジネス経験0の状態から起業をされている方で、ビジョンとして掲げていらっしゃるものも、まさしく自分が実現したいこととかなり似ているものだった。

なにかヒントをもらえるのではと思い、いきなりツイッターのDMでアタックしてみたら、快く引き受けてくださった。

今回お聞きしたのは、起業を見据えての最初の考え方、この右も左もわからない状態で何から考えるか、という一番最初のところだった。

最も印象に残っているのは事業を始める際の大前提の部分の考え方、
実現したいものからいきなり始めるか、ビジネスとして成功するところからブレイクダウンするか」というところだった。

今僕は個人のビジョンとして「実力を持った音楽家達が正当に評価されるように、無名アーティストの支援がしたい」というものがあるが、
いきなりこのビジョンから着手する場合、身の回りのコミュニティのアーティストたちの支援を実現できたとしても、世の中に対するインパクト自体は大きくなく、増やせた感動や影響は大きくない。
逆に、事業として世の中にインパクトを残すこと(ビジネスとして大きな成功をすること)をまずは優先して取り組んで、そこで得られたものを生かして、アーティスト支援に移っていく、という方法もある。

後者のほうが、一見遠回りに見えても結局多くのアーティストの支援につながるよね、という考え方だ。

この大枠の考え方に加えて、資金調達や具体的な戦略の立てていき方など、詳細な部分まで教えていただいた。

音楽業界の方々は本当に親切な方が多く、今回のようにこんな素性もわからない自分に休日の時間を割いていただいたりと、頭が下がるばかりだ。

自分も音楽業界を盛り上げていけるような人材になっていきたい。

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