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「答えが無いこと」をしゃべるだけじゃなくて、答えを出すところまで言葉にすること

このテーマは今日、認定NPO法人グローカル人材開発センターさんが運営している高校生に向けたプログラム「Glocal Shift Programme~君が世界を変える、君の世界を変える~」を見学させてもらって、そこで出た「答えが無いことを考えるのって重要だよね」って話から今日noteを書いていきます。

しゃべるだけじゃ何も変わらない。

agora nightでのディスカッションでは、俗に言う「答えのないことを考える」ことがテーマで話したりしています。だからこそ誰もがしゃべれるし、考える「余地」があります。それが世代を超えてもフラットな関係を生めていることだと思っています。

もちろんしゃべることが面白さでもあり、しゃべる中で言語化していくのが重要なのですが、「答えがない」っていうのは結論を出さなくてもいいから、ただしゃべって終わりでも良い。ってわけではない。

しゃべることに満足して、あれ。なんのこと話してたんだろう。ってのがよくあるからです。人間は話したこともその過程も忘れてしまう。

セーブデータを残しておくこと

僕が今やっている行為そのものもそうなんですが、自分の中で都度結論まで出すこと、文章にすることはかなり必要なことだと思っています。そのうえで、その結論をアップデートさせていくことが必要なんじゃないかなと。

だから今、なんかしたいゼミでも「人間が共生社会を築くのに必要なこととは?」や「問いの本質とはなにか?」などの答えのない問いがテーマでも、全員に3ヶ月間で自らの解を導く、文章にする。ってのをゴールにしています。

結構、明確にすること、答えを出すことを避けがちなんですが、やっぱり明確に言葉にすること、答えを出すことって、自分の現在地や自分の意見を把握することに必要だったりする。

でもそれは一時的なセーブデータで、そこからどんどん更新するってことも必要。だから先週のagora nightの後に言語化する時間を取ってたりします。

本音でしゃべって、しゃべったことを大切にできるように。

なんかしたいサポーターはアウトプットする機会が少ない日常を中高大学生に持ってもらう環境づくりです。そんな動きを応援してくれるあなたへ。ぜひ一緒に作りましょう。


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