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孤独の克服 ~愛1.1~

Heart Shift 


人生100年時代と言われて久しい昨今、私も長寿家系としてかねてより必読だと思っていた「LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~」を読んだ。

正確にいうと読んでいる途中だ。

というか20ページも読んでない。
たぶん年内には読み終えるだろう。


しかし、とても重要なことが書かれていたので、日本三大インフルエンサーとしてはシェアしたい。


今まで一般的な日本人の人生は3つのステージで構成されているのが普通だった。
学生→労働→引退

が、人生(健康寿命)が長くなるにつれ、更に他のステージを設けることを意識しなくてはならないということが書かれていたのだ。

例えば、学校を卒業したらすぐに就職するのではなく、暫く様々な職種をアルバイトとして経験しても良いし、企業に勤めていても中途退職して自給自足時代を設けても良い。それからまた元気なら就職しても良い。

約100年の人生を送る前提をもって設計をしておくことで、引退後の困難に備えたり現役時代をより豊かに生きることを考えようという勧めだ。


そこで、そんなの無理だ!と思ったアナタ。
現実的にどのように人生を進めていけばこういった移行がスムーズにいくのかについては、きっと20ページ以降に書かれているので是非本書を手に取ってほしい。




私は以前こんなことを彼女にお伝えした。
「ずっと、出来れば一生そばにいて欲しい。」

彼女はすかさずこう答えた。
「もちろんです。そうさせてください。」


嬉しくて全ての脳内ホルモンが同時に出てきたが、近頃興奮すると動悸が激しいので結局「恐れ」の感情に支配されてしまった。


しかし実際に私が恐れたのは、これから長い長い人生が待っているとして、本当に一生そばにいることなんて可能なのだろうかという疑問に対してだった。

仲の良い老夫婦に憧れたりすることもあったが、自分には縁がないものだと思っていた。
彼らはきっと特別な何かがあるんだろうと。



でも最近身をもって分かったことが、この恐れの解決になるかもしれない。

それは、明らかに愛されるよりも愛する方が幸せだということ。


誰もがそうじゃないかもしれない、でも殆どの人が「能動的に愛する」とき、間違いなく自分自身も愛している。
「能動的に愛する自分」を同時に愛しているんだということ。

倍の喜びがある。


神様がいたら伝えたい。これは素晴らしいアイデアだ!

だって愛されるより愛することが幸せなら、誰もが経験値を積むにつれて自分を想うことから、相手を想うことにシフトしていかざるを得ない。


「神のしごと1.0 アイデア大賞(人類創生部門)」を贈りたい!


そして彼女はそんなことを知ってか知らずか、純粋に愛してくれる。
もちろん、私にとって愛されることも大きな幸せなので、もっと欲しいという気持ちで応えることも素敵なことだと思う。



あ。でも。
LIFE SHIFTの20ページ以降に、もし「パートナーもステージごとに変えるのが良い」と書かれていたら影響されそうで怖いので、やっぱりこれ以上は読み進めないことにする。



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