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30歳までコーヒーが飲めなかった私が、全米NO.1ベストセラーのコーヒー本を出版⁉

コーヒーが ないと 生きていけない (1)

コーヒーのサードウェーブといわれる昨今。
おうち時間増加でおうちで気軽に美味しいコーヒーを楽しむ人も多くなりましたね。
でもコーヒーってなんだか奥が深い世界のような気がして沼にはまったら大変そう…。器具とかこだわりの豆とか…お金もかかりそう…そんな心配は一旦置いといて。
まずはコーヒーってどんな世界?と気軽に眺めてみてはいかがでしょうか?
そんな方におススメの入門書『コーヒーがないと生きていけない!』(岩田リョウコ)をご紹介します。

コーヒーとの最悪な出会い

岩田さんはなんと30歳までコーヒーが飲めなかったのです!

コーヒーがないと生きていけない-2

おなかペコペコでキッチンを物色すると、麦茶と冷ごはんを発見。お茶漬けにして食べたところ、麦茶と思ったそれは実はコーヒーだった。

秒でわかった麦茶ではない味
ごはんと最悪のハーモニーを口の中で奏でるこいつはコーヒーだ!
これがトラウマとなり、コーヒーを逆恨みし長きにわたりコーヒー=まずい
が記憶に植え付けられることに


30歳にしてコーヒーに出会う

29歳からシアトルに移住。シアトルといえばコーヒーが盛んであることは言わずもがな。シアトルの人はとにかくたくさんコーヒーを飲む。
しかし岩田さんはトラウマからかたくなにコーヒーを拒否するも…

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ブログが書籍化、全米1位のベストセラーに!

2012年にアメリカでコーヒーの基本やトリビアなどをわかりやすくイラストで説明するサイト「I LOVE COFFEE」を立ち上げます。
するとわずか2ヵ月でメディアに取り上げられ始め、月間150万ページビューのサイトに成長。2015年にブログが書籍化され、Amazonランキング全米1位のベストセラーの偉業を達成します。
こちら日本版も刊行されています。

そんな運命的な出会いを果たした岩田さんがもっとコーヒーがおいしくなるための「見る」「学ぶ」「飲む」「知る」「巡る」の5つのテーマで書いたのが本書です。


絵で見て早わかり、コーヒーの種類

とりあえず「ラテ」を卒業しよう

カフェでカタカナや英語が並んでいるメニューを見ては「ああっ!もうわかんないからラテでいいや!」っていう気持ちになるの、よくわかります。
せっかくなので、まずはこの横文字オンパレードを絵で克服することからはじめましょうか。
そして今度カフェに行ったら、新しいドリンクをさらりとオーダーしちゃいましょう。

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あなどるなかれコンビニコーヒー

進化を遂げたコンビニコーヒー 数百円で大満足!コーヒー好きも愛飲!

日本って本当に便利です。100円で挽きたて・淹れたての結構なクオリティのコーヒーが実質ほぼ24時間好きなときに飲めちゃうんですから。
わたしは、特にどこがお気に入りということはなく、コーヒーが飲みたいタイミングで近くにあったコンビニで飲んでいます。
今回、せっかくなので3大コンビニを調査してみました。

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コーヒーの種類は大きく分けて2つ

「ブルーマウンテン」って、品種の名前なの?

たくさん種類があるのですが、主に栽培種として利用されている木の種類はふたつ、アラビカ種とロブスタ種です。
お米で言ったらジャポニカ米とインディカ米みたいな感じ。なのでブルマンやキリマンジャロは品種じゃなくてブランド名!

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焙煎(ロースト)の仕方で味が決まる

まるでステーキの焼き具合みたい!?

コーヒーを飲むにはまず生豆を焙煎(ロースト)しなくてはいけません。焙煎度合いでコーヒー豆の味わいは大きく変わります。
例えるならステーキの焼き具合と同じ!コーヒー豆もレアで焼けば生の味がよく味わえますし、ウェルダンで焼けば炭火の香ばしさを味わえます。
そして豆が持つ味を最大に引き出すためには、その豆にあった焙煎をするのが大切。

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コーヒーでわかる好みのクラフトビール

『エンジョイ!クラフトビール』(KADOKAWA)という本を出すほどクラフトビール好きでもある岩田さん。好きなコーヒーから好みのクラフトビールを判別する方法を解説。

わたしのビールの先生で大のコーヒー好き、『エンジョイ!クラフトビール』を一緒に執筆したミュージシャンのスコット・マーフィーさんに、好き
なコーヒーからわかる好きなクラフトビールのスタイルを教えてもらいましょう。

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おいしく淹れる8つのポイント

同じ豆でも味が格上げ!

心にとめるべき8つのポイント
時間を計る
器具に合った挽き具合で
『均一』が何より大事
スケールでしっかり計量
『抽出率』をいかに上げるかが大切
コツは『攪拌(かくはん)』
丁寧に素早く
新鮮な豆は必須

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むむ…ちょっと大変そうと思った方いると思います。
しかし読みすすめるうちに、おいしく淹れるコツが知りたくなります。また器具や豆もこだわりたくなってくるから不思議です。
せっかくコーヒーを飲むなら、ほんの少しだけこだわる。(できる範囲で)
時間と手間をかけた分、最高の一杯を味わえるのがコーヒーです。
自分へのご褒美に一杯いかがでしょうか。

コーヒーにまつわる番外編も盛りだくさん!

「パンラボ」池田さんに聞く タイプ別 パンに合うコーヒーの選び方

自分で豆から淹れたコーヒーができあがったら、次は食!わたしはコーヒーとパンは大親友同士だと思っているんですが、ここはパン博士に、より相性のいいコーヒーの種類とパンの種類をマリアージュしていただきましょう。

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コーヒームーブメント、SDGs、コーヒー愛好家たちが認めるカフェ、喫茶店ガイド、またシアトルやフィンランドなど世界の都市のコーヒー事情などコーヒーにまつわるあれこれが満載の1冊です!


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