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<副業・起業2>好きな事だから努力しなくてもできる/本文公開

 『働きながらリスクゼロで小さく稼ぐ 朝晩30分好きなことで起業する』の文庫化を記念したゴールデンウイーク期間特別企画の本文公開第4弾。

 <好きな事で起業する>って、今やトレンドとなりましたが、ほんとうに好きなことを見つけることを見落としたまま、起業を始めたり、複業を始めるひとは多いのです。
 やり始めて心から好きになることももちろんありますが、その多くは挫折の道をたどることになるといいます。
 そこで今回は<好きな事の本質>にフォーカスして本文を大公開します!

現実逃避と好きなことを勘違いしない

 自分が好きなことくらい、自分が一番よく分かっている。ほとんどの方がそう思っているはずです。ですが、こんな勘違いはありませんか?

 
 会社帰りに必ずスポーツジムに寄って、からだを動かしているSさん。「私は本当にからだを動かすのが好きなんだ」と思い込んでいますが、実は休日や長期休暇の間は一度もジムに行かない。 ということは、Sさんはジムで運動をするのが心から好きなのではなく、単に仕事のストレスの解消をしているだけなのです。

 
 もっと分かりやすい例は、誰もが経験があるはずです。 学生時代、試験前になると部屋の掃除がしたくなる。あるいは明日が試験という日になると急にケーキを焼きたくなる。決して部屋の掃除やケーキを焼くことが特別に好きなわけではなく、他の、もっとストレスがかかることからの逃げ場として掃除やお菓子作りがあるのです。


「好き」とは気が付けばいつもやっていること

 起業のために探したい「好きなこと」は、こういうストレスをリリースするための「好きなこと」ではありません。気がつけばいつでもそれがやりたくなる、そんな「好きなこと」を見つけることが必要です。

  中には「好きなことを仕事にすると嫌いになってしまうのではないか」というふうに考える人がいます。 仕事にしたことで嫌いになってしまうような「好きなこと」は起業には向きません。 仕事にしようが何にしようが、とにかくずっと好きでいられるような対象を探すことが大切です。

 
 起業に向く「好きなこと」がどんなものか、おぼろげにでも見えてきたでしょうか。ゆっくりじっくり考えて、自分の心の中を掘り下げてみてください。考えたことや思いついたことはノートに記録しておくと、後できっと役に立ちます。


☆彡答えは必ず自分の中にある☆彡


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【著者プロフィール】

新井一(あらい はじめ)
1973年生まれ。1万人の起業をプロデュースした「起業のプロ」。

会社員のまま始める起業準備塾「起業18フォーラム」主宰のほか、インターネットからの集客術に特化した起業家向けマーケティング支援などを行う。

社会とのかかわり方に問題を抱え、高校・大学と海外のスクールに単身就学。帰国後、日本の企業に就職するも、人嫌いを克服できず、さまざまな失敗を繰り返す。社会になじめず、会社になじめず、自分の居場所を探して15年間会社員をしながら事業を続け、独立後は「起業のプロ」として起業家を育てる。

特徴は「人生を変えたい」と願う会社員はもちろん、自立を目指す主婦からニート、フリーター、落ちこぼれまで、起業とは程遠いと思われがちな人材を一発逆転させてきたこと。

主な著書に『リスクゼロで小さく起業 会社を辞めずに「あと5万円!」稼ぐ』(大和書房)、『会社で働きながら6カ月で起業する 1万人を教えてわかった成功の黄金ルール』(ダイヤモンド社)などがある。


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