見出し画像

今日の配達日記:うちらパシリなんでそれは無理っすよ

今日の朝仕事(買い物代行)で店の駐車場へ車を停めたときに、十人以上黒のポロシャツを着た人たちがたむろっていたので何事?と思っていたんですよ。

店内に入ってほうぼうに散らばる黒服軍団を見て「あぁ、棚卸か!」とやっと合点。いつもだったら朝8時過ぎに店へ行くと赤い服(ターゲットの店員さんはみんな赤を着ている)の店員さんがみーんな棚の補充をしているのだけど、今日はそうじゃなかった。棚卸は外注業者さんにお願いしているのですね。

棚卸なんか夜中か開店前にやればいいのになぁ、と思いましたが、深夜や早朝にやると割増料金がかかるとか、色々店側にも理由はあるのでしょう。

それはともかく、こちらもいつもの通り仕事の買い回りを始めたところ、在庫のないものが一点あって(特定のチーズ)、在庫ないですけどどうしましょうとお客さんにテキストしたら「朝9時に在庫がないわけがない」と怒られてしまいました。

雰囲気としては「店にぜったい在庫があるはずなのに、お前はサボって商品を探す努力をしていないのだろう」的な感じ。

「今日は店で棚卸をしていて、棚の補充をしてないんです」と説明したところ「信じられない、なぜ日中に棚卸をするのか、馬鹿じゃないのか、頭にきたから店に電話して文句言ってやる!」とかみつかれました。

こういうのが本当に一番疲れる。いつ店が棚卸をやるか、店に在庫があるか否か、棚の補充がされているか否かはショッパーの力の及ばぬところで起きている話であって、ショッパーに八つ当たりされてもどうしようもできないのだ。

でもこのお客さん、40点以上注文してそのチーズ以外は全部在庫があったんだよね。棚卸がない日でも、いつも頼んだ商品が全て在庫があるわけではないし、一点くらい在庫がない日は普通にあると思うんだけどなぁ。

とはいえ、カリフォルニアに暮らしていると、店に在庫があっても買い物をする側がめんどくさいからという理由で「在庫なし」にされちゃうこと、本当にけっこうありますからね。お客さんの気持ちもわからないでもない。

↓実際にあった話

ごめん、でもわたしも最低賃金(20ドル)をもらっている身だから、ぶっちゃけパシリなんだわ。だから、頼んだものが玄関先までそれなりの形で指定時間内に届いたらよしとして欲しいんだわ。それ以上を求めるなら、ちゃんとチップをはずんでいただきたい。

チップを払わない客に限って注文が多いんですけどね、これはもうどうしようもないのかしら。こういうのって多分万国共通ですよね。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!