90日間のフィアンセ

今日夫と一緒に「90 Day Fiance」という番組を見ていたのですよ。

アメリカに婚約者ビザ（K1ビザ）で入国した婚約者には法的に90日以内に結婚をするか、しないなら自国に戻るかという選択肢があり、この婚約者ビザでアメリカにやってきた恋人と果たしてちゃんと結婚ができるのか？について複数のカップルを同時に追いかける・・・というリアリティ番組です。

わたしも国際結婚組として、もれなく婚約者ビザで渡米した身なのでへーという感じで見ています。しかしうちは入国して一週間で裁判所へ行って速攻で籍を入れたクチ。

だって、もう猛烈に恋をしていてこの人と結婚する！と超盛り上がっているのに90日も待てないわ。よく一週間も待てたなという感じだったもの。まあ13年経った今でも一緒にいるからそれでよかったんだ（たぶん）。

でも番組に出てくるこのビザで渡米してくる婚約者を見ていると、なんとなくこの人はお金が目当てなんだろうな、いやグリーンカードかな、みたいな人がちらほらいるので見ていて面白いのです(笑)

たとえばもらった指輪を見て「このダイヤは偽物じゃないの、明日宝石商へ行って鑑定してもらいましょう」とか「わたしはバラが好きだって言ったのにどうして違う花束をくれるの」とか言ってしまう婚約者ってすごくないですか。

わたしだったら夫がくれた指輪ならアルミホイルの指輪でも喜んで結婚しただろうし、夫がくれた花ならそのへんでつんできた花でも大事に飾ったのではないかと思うのですよ。ははは。

逆に「このカップルは試練が多そうだけど、愛し合ってるからたぶんなんとかなりそうだな」というのはパッと見るとわかる。愛があれば大丈夫。

愛の前では人は盲目になれるのだ。熱々の段階を過ぎても、お互いに思いあっていたら大丈夫。でも我が家も何度も離婚の危機を乗り越えてきたから、試練に面したときの大変さもわかっているつもり。

しかし若いってすごいですよね。全然知らない、家族もいない、文化も違う国へえいっと勇気を出して引っ越すって大変だものね。