小切手を書いたことがありますか
日本では使ったことがないけど、アメリカに暮らしていたらけっこう使わないといけないもの、というのが小切手です。
夫(アメリカ人)と結婚して渡米して、さあ水道代や電気代を払いましょうと思ったら「小切手を書いて郵送するんだよ」と言われて、そんな習慣のなかったわたしは「?!」と戸惑ったものの、十五年近くアメリカで暮らしているともう慣れたものでささーっと書くことができる。
そうこうしているうちにオンライン化がどんどん進んで、今じゃ光熱費や携帯料金、住宅ローン支払いにいたるまでほぼ全てがオンラインで自動支払いができるようになりました。でもねぇ、それでも「じゃあ小切手もういらないじゃん」ってならないのよ。
自分が払う側になる以外にも、人様が支払いをしてくれる場合にも小切手を受け取ったりする。これは最近だとオンラインで現金化できるからラクになりました。昔は銀行へ持っていっていたからね。
ちょっとした料金の支払いなどで、今でも数か月に一度小切手を書くことがあるんです。でもあんまり使わないから全然減らない。今使っている小切手帖は十年以上前に6冊だか8冊だかまとめて注文したやつで、結婚して初めて買った家の住所が印刷してあります(笑)
我が家は引っ越しが多いから、住所が変わってもあまり気にしないで使ってきたのですが、とうとうここにきて最後の一冊が終わろうとしているのでありました。うーん長かったぜ。
小切手を使わないで暮らすという選択肢は今のところ(まだ)ないので、近いうちに小切手帖を新調しないといけません。問題はそのタイミング。たぶん今あるぶんで年内は賄えると思うから、年明けくらいに頼もうかなと思っているのだった。
とりあえず、今までの教訓をふまえて新調するにしても一冊だけ作る予定。こういうの、家を買ってもうずっとそこに何十年も暮らします!みたいな人だったら何冊でも頼めるのにね。
日本だったらこういうの、全部コンビニで間に合いそうなんだけどなぁ。アメリカって、一見進んでいそうに見えてこういうところはあまり変わっていないのだった。
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