見出し画像

どうせ働くなら効率よくお給料をもらいたい

最近、仕事がけっこうラクになってきました。

買い物代行の仕事を始めて2年以上経ちまして、最近では買い物リストの内容を見て、お客さんの住所を見たら大体その仕事の対価がどれくらいかが予測できるようになりました。

自宅に配達してもらうタイプの買い物代行を依頼するお客さんというのは基本的にリピーターが多いから、その住所と買い物金額を控えておいて、グーグルマップに情報を入力したいわゆる「チップマップ」を作っています。

お客さんのチップ傾向って基本的にはあまり変わらないんですよ。チップをくれる人は安定してくれるし、くれない人は全然くれない。そういうのがわかっていると、仕事はものすごくラクになります。

正直なところ、数点買い物するのも数十点買い物をするのも、労力的にはあまり変わらない。点数が十倍になったところで労力が十倍になるわけではなく、ちょっとかかる時間が長くなるくらい。

でも35ドル分の買い物に5ドルのチップをくれるお客さんの注文と、200ドル分の買い物にもチップをくれないお客さんとだったら、後者の注文を避けるようになるのは自然な流れといえば流れだよね。

前者の方が明らかに楽だし、実入りもいい。店へ行ってささっと買い回りして届けたらおしまい。誰だってどうせ水をやるなら花が咲きそうなところに、と思うのが人情であります。

これがウーバーとかインスタカートだったら事前にチップがある程度わかっているから話は別なんだけど、今やっているアプリはちょっと話が違うから慣れるまでにけっこう苦労しました。

つまるところ、件数をけっこうこなしてきて、データベースがある程度蓄積されてきたので、より効率よく仕事ができるようになってちょっとラクができるようになってきたということです。

こういうことをあまり言いたくないんですが、チップをくれないお客さんに限って32本入りの水のペットボトルを5ケース注文したりするからね。個人的には、アメリカでチップを払わない人は想像力が欠如しているのだと思っています。他人の労働はタダだと思っているのよ。

でもアメリカでそれなりにいいサービスを受けたいと思ったらチップをはずむしかない。みんなそのために働いているのだもの。チップを払いたくない輩は自分で買い物に行けばええねん。

日本だったらチップがなくてもサービスのレベルが高いもんね。そういう意味では日本ってほんとにすごい国なのでした。日本もチップ制度を導入したら働く側の意欲もお給料もあがりそうなんだけどなぁ。だめですかね。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!