自分が投資一年目だった時に知りたかったこと

今日もお金の話。

お金の話をする時にはいつも「でもこんなこと全部本やネットで言い尽くされているしな、わたしが今更言ってもな」と思ってなかなか言えないでいるのですが、今日はもし自分がこれから投資一年目だったら聞きたかったであろうことを書きます。

１．手数料のかかる投資はするな

投資っていっても何買ってどう投資すればいいの？って思いますよね。わたしも思いました。なんなら投資口座を開設したあと何を買えばいいのかわからなくて、最初の一年くらいは毎月50ドル、自動で銀行におすすめされた投資信託を買ってました。

しかしある日本気で調べてみたら、銀行におすすめされていた商品は手数料が高かったのです。そりゃそうだ、向こうだって商売だから手数料がもらえなきゃ困るのだ。

いろいろ商品はあるけど、S＆P500とかNASDAQに紐づいたインデックスファンドは手数料がほぼゼロ。

手数料なんてパーセント単位だし、大したことないって思うでしょう？でも長期で投資しているとけっこう馬鹿にならないものです。

というわけでその投資信託を売って、インデックスファンドを買うようになりました。買う時も売る時も手数料はゼロよ（会社によるかもしれないけど）。

２．とりあえずインデックスファンド買っとけ

わたしね、個別株でビヨンドミートっていう会社の株を買って失敗したんです。これからベジタリアン向けの模造肉が売れると思ってね。

でも、鳴り物入りで登場した割にはあっちこっちでコケて、今じゃインポッシブルブランドに押しのけられた感があります。ちなみにインポッシブルは上場してないの（今のところは）。やっぱり株主がいると、会社の経営方針とか、いろいろ言われてやりたいようにはできないのかもしれないですね。

今じゃFランクにまでなっちゃって、この銘柄は泣く泣く損切りしました。でも今でもどんどん下がっているのよ（遠い目）。

長期で見たら、ダウもナスダックもS&Pも全部右肩上がりで上がっている。だったらもう自分の判断で個別株を買うよりは、将来的にコケない方にお金を置いた方がいいかなと思って、今はインデックス投資一本でやっています。

インデックス投資はいろいろあるけど、別に米国投資に絞らなくてもよくて（うちはアメリカ在住だから米国投資してるだけ）、全世界株式っていう方法もあるし、住んでいる国のインデックスファンドを買ってもいいと思います。

３．とりあえず毎月コツコツと買い増ししとけ

うちが最初にインデックスファンドを買ったときは、最低購入金額が3000ドル（今の日本円で50万円くらい？）からで、うわぁ投資するって元手がないとダメなんだなぁって思ったんですよ。

当時の我が家にはそれはけっこうな金額だったのでビビりながら買ったものですが、これはたぶん投資会社によって違って、月に50ドルくらいから毎月買い増しの設定で買えるところもあると思います。

自動で買い増しの設定をしておいていいところは、ドルコスト平均法で値段が上がっても下がっても長期で見たらけっこういい感じになっていくところ。

あと給料天引きとかで自動で投資する設定にしておくと、なかったものとして暮らすしかないから精神的負担は少ないと思います。

４．まずは死ぬ気で一千万

これもみーーーーーんな言うことですが本当に真実です！！！

なぜなら一千万円を超えたあたりから複利の力を実感することが多くなるから。動かす金額が多くなればなるほど、増えるときはどんと増える。

たとえばナスダックとかS＆P500って、調子がよかったら一日に0.5%や1%上がることってけっこうあります。そうすると、一千万円投資したとして一日に5万円、10万円増えるんですよ。

このあたりから、自分の労働よりもお金さんの方がお金を生み出してくれるようになってきます。だってわたしのお給料、一日に5万円も貰えないから！！！

ここまでくると、一千万円に到達するまでの期間よりもはるかに短い時間で一千万円から二千万円に到達できるようになってきます。いわゆる雪だるま式ってやつ。

ただ、この元手の一千万を貯めるには地道に生活費を削るとか、副業をするとか、不用品を売るとか、コツコツ頑張って捻出するしか方法はないのだった。なので、まずはそこを目指して毎月頑張って積んでいくしかないのでした。

５．毎日株価なんかチェックしなくていい

投資するなら、今すぐ家賃とか食費とかに必要なお金を使っちゃダメだ！投資は！余剰金で！！今すぐ使わなくても大丈夫、なんならゼロになっても死なないお金でやるんだぁ！！！（叫んでごめん）

っていうのは常に心掛けています。投資はネギのリポ栽培であって、うどんを買うお金をネギに突っ込んではいけない。

というわけで、基本的に長期で時間をかけて、複利で増やすつもりで買っているので、毎日株価を見て上がった下がったで一喜一憂はしないようにしています。長期で見て、そのうちに上がればいいんだよ。

株価を気にしすぎると、下がったからビビって売るとか、上がってるから買うとか、理にかなわない行動を取りがちなので、あまり気にしないようにしましょう。

と、ここまで書いて二千字を超えてしまったので今日はこのへんで。そのうちにパート２を書くかもしれません。