どの本にも同じことが書いてあるけれど
今日はお金の話。
夫のリタイアメント資金用の口座には、毎月お給料から一定の率を天引きで入れて自動でインデックスファンドを買い続ける設定にしてありまして、この口座は普段あまり残高とかを気にしないでほったらかしにしています。
こちらは59歳半まで引き出せないから、今多少残高が増えたり減ったりするのを見て一喜一憂してもどうしようもない。だからたまに見るだけ。
で、今年も半分過ぎたしちょっと見てみるか、という感じで久しぶりに見たらなんと16パーセント増えてました。今年前半だけでですよ。すげえなぁ、複利の力ってあなどれないなぁ。
投資って面白いなと思うのが、投機しようと思ってタイミングを計ってやるよりも、何も考えずに自動化して、毎月一定額を決まった日に淡々と買い続ける方が逆にリターンが大きいところ。
投機で「はいドン10倍やったね!」みたいな話を聞くといいなぁと思ったりはするものの(エヌビディア買っとくんだった)、わたしのような庶民はドルコスト平均法で地道に積み立てていくのが一番リスクが低いのだった。
ドルコスト平均法だと、下がったときも上がったときにも精神的な判断に左右されずに淡々と積んでいけるから、最終的なリスクは分散されると思います。
たまにこうやって財産目録を作って金額を書き出すと知らないうちに増えていて、でも夫には毎日仕事に励んでもらいたいから具体的な金額は知らせず(笑)手帳に書きつけてそっとブラウザのタブを閉じたのでした。
自分たちが寝ているあいだにお金さんが働きに行ってくれている、と思うとけっこう嬉しい。ありがとう、お金さん。ありがとう、株式市場。
コツコツと節約したり貯金したりして種銭を作って、それでコツコツと投資をして、複利の恩恵に与って確実に増やす、っていうそれだけなんですよ。預金していてもインフレで貨幣価値は下がる一方だし。
どこの経済書見ても書いてあることはみんな一緒。ただそれを実際にやるかやらないかってだけなんだと思います。でも投資もリスクだしね、やるのもやらないのも自由だ、それでいいのだ。たぶん。