アメリカにおける人種によるチップ額の違いについて考察する
少し前にオンライン掲示板redditに「人種によるチップ額の違い」について書いていた人がいて、これが面白かったのでスクショを撮っておいたんです。今日はそれを紹介しますね。
以下が投稿内容で掲示板はドアダッシュ板。
1万5千件以上配達をしてきた主が、個人的な見解だとしながらも人種によるチップ額の傾向について書いています。ちなみにラスベガス。
1.白人
通常チップをくれる。15パーセント以上くれる人も多い
2.アジア人
チップは最低限(3、4、5ドル)で平均より少ない
3.インド人
75パーセントの人がチップをくれるものの大体いつも最低限。チップが1ドルなこともある
4.メキシコ人・ヒスパニック系
65パーセントがチップをくれる。たまに大きい金額をくれる人がいるものの、35パーセントは全くチップをくれない
5.黒人
9割がチップをくれない。5パーセントはかなり大きな金額をくれて、さらに残りの5パーセントは非常に気前よくチップをくれる
6.中近東
だいたいいつもチップをくれる。かならず15パーセントで、それより多くも少なくもない
7.旅行者と外国人
8割がチップをくれない。残りの2割はくれたとしても最低限。
8.ティーンエイジャー
75パーセントはチップをくれない。25パーセントはチップをくれる
とまあこんな感じです。
インド人はアジア人のくくりに入らないのかとか、黒人ではなくてアフリカ系と言った方が政治的には正しいのだけどとか突っ込みたいところはあるものの、1000件近く配達をしてきて、おおむねこの投稿は合っているのではないかと思っています。わー石投げないで!
投稿内に「自分も有色人種だからこれは差別とかではないです」と断りが入っているあたりがアメリカという感じでしょうか。
面白いのが基本的にアジア人はケチだと思われているところですね。そして実際に配達をしてみると確かにアジア人はケチではあります(笑)チップ文化に馴染みが薄いのもあるかもしれない。チップをくれるだけマシかも。
なぜならアフリカ系とヒスパニックの人は本当にチップをくれないからです。しかしごくたまにくれるひとはかなり気前よくくれるんだよね。
あと配達先の地域がどれだけ裕福かにもよるかもしれません。数億の家に住んでいるくらいのお金持ちは逆にチップをくれないことが多いかな。
数代にわたって裕福な家の人はそういう仕事をしたことがないからチップの概念が抜け落ちているのかもしれない。逆にミドルクラスの白人が多いエリアはチップをくれる率高し。
こういうのって、実際に自分がその仕事をしたりその状況に身を置いてみないとわからない社会の縮図なので、個人的には貴重な経験をしていると思うし、アメリカに限らずそういうのを知りたいと思ったら現場で働くのが一番わかりやすいのかなと思いました。おしまい。
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